東京都心の中古マンション 平均価格が“1億円超”…上昇続く? カギは“金融政策”

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サラリーマンには手が届かないほどの価格まで高騰している首都圏の新築マンション。
■都心の中古マンション 平均価格“1億円超”
そこで、近頃では中古マンションが人気を集めていますが、その中古マンションでも、信じられない価格高騰が起きていることが分かりました。
民間の調査会社がまとめた先月の都心の中古マンションの平均価格は、なんと1億13万円。2002年の集計開始以来、初めて1億円の大台に乗りました。
ここでいう都心とは、港区や中央区など、主に山手線の内側にある6つの区。築年数は平均すると25年程度で、その平均の価格が1億円にもなっているのです。
■価格上昇続く? カギは“日銀の金融政策”
一体、何が起きているのでしょうか?
東京カンテイ・高橋雅之主任研究員:「立地的に実需だけでなく、富裕層の方、比較的資金に余裕のある方の投資ニーズを集めているところがある。かなりの(高い)水準まで来ているのかなという感覚ではありますけど、一方で(この価格に)ついてこられている方は確実にいるので。早晩、大崩れするというところまではいかないのかなと見ています」
このまま、価格は上昇を続けるのでしょうか?カギになるのは、日銀の金融政策だといいます。
高橋主任研究員:「金利幅が変更されたことを受けて、見通しに不透明感が増してしまった。購入者側のマインドを冷やす方に働いてくると、徐々に鈍ってくるのではないか」

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