雪や風の影響か 「原型をとどめていない」農業用パイプハウス17棟が破損する被害

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石川県内では23日から降り始めた大雪の影響で、各地で被害が確認されています。除雪作業中のけがも相次いでいて、県が注意を呼びかけています。
記者「こちら大雪の被害とみられます。金沢市打木町では農業用のパイプハウスが完全に倒壊し、原型を留めていません」

金沢市によりますと、市内の打木町と粟崎町で農業用のパイプハウスが合わせて17棟破損しました。
パイプハウスは、23日からの雪や風の影響で倒壊したものとみられています。また金沢城公園は、落雷で照明設備が故障したため、24日からライトアップと夜間開園を取りやめています。
「(大雪のとき)とにかく風が強かった。近くまで来たが目も口も開かないくらい。基本的にあれだけ風が強くて雪が降ることはあまりない」(近くの住民)
石川県のまとめによりますと、今回の大雪で25日午前8時までに、2人が亡くなり、6人が、けがをしました。
けがをした人のうち、5人が除雪作業中だったということで、石川県は除雪作業を行う際には、側溝や水路などの危険な箇所を確認し屋根からの落雪に注意するとともに2人以上で作業するよう呼びかけています。

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