「女性ダンサーの気を引くため」ディズニーランド・パレード乱入男の“動機”「迷惑かけるつもりない」とも 業務妨害容疑で送検

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千葉県・浦安市の東京ディズニーランドで、今月13日、パレードに乱入して現行犯逮捕された51歳の男が、千葉県警浦安署の調べに対して、「女性ダンサーの気を引くためだった」などと供述していることが、新たに分かった。
市原市に住む51歳の無職の男は、12日午後3時半すぎ、東京ディズニーランドで行われていたパレード中に、フロートの前に立ちはだかり、パレードを中断させ、ディズニーランド側の業務を妨害したという。
当時、男は、シンデレラ城近くのパレードルートの鑑賞エリアから、走行ルートに乱入。キャストが制止するも、男は従わなかったという。このため、安全確保のため、キャストが、男を取り押さえ、威力業務妨害の現行犯で逮捕した(常人逮捕)。ケガ人はいなかった。
当時の様子を目撃していた来園者は、取材に対して、「気付いたときには、係員が、男の人(容疑者)を取り押さえていた。10分ぐらい暴れていた。なかなか、男の人の抵抗が、なかなか収まらなかった」と話した。男が乱入した影響で、パレードは、およそ6分間に渡って中断した。
ディズニーランド側からは「パレード中に男が騒いで、迷惑行為をしている」との通報が、浦安署に寄せられた。現行犯逮捕された男は、駆けつけた警察官に引き渡され、取り調べを受けた。14日、同容疑で、身柄を検察庁に送られ、千葉地裁も勾留を決定。釈放されることなく、今後も、浦安署で勾留されたまま、取り調べが続くことになる。
調べに対して男は、「パレードを止めたことは間違いないが、迷惑をかけるつもりはなかった」などと、一部、容疑を否認。その後の取り調べで、動機については、「女性ダンサーの気を引くためだった」などと話しているという。
一方で、意味不明な供述をしているということで、浦安署は、刑事責任能力なども含めて、慎重に捜査している。

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