親から「塾に任せるので宿題はナシにしてほしい」小学校で広がる子どもの“夏休み格差”

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“夏休み格差”という言葉をご存知だろうか。夏休み中、“子どもが体験する機会”に格差が生じることを意味する。普段は学校で過ごしている時間が夏休み中は各家庭に委ねられるため、収入による格差が生まれやすい。特に経済的に苦しい状況にある家庭では、子どもに体験の機会を作ることが後回しになりがちだ。大人の間で広がる格差が、子どもたちにも影響しつつあるのだ。
筆者(綾部まと)は、メガバンクでの法人営業時代に地方自治体を担当した。そこで多くの子ども達が直面する現実について、自治体の担当から教えてもらってきた。今回はそんな夏休み格差について紹介していく。

子どもたちも、同じような子たちと自然と仲良くするようになってきていて、交友関係が固定化されている場面もあるのだとか。本来、公立の小学校というのは、様々なバックグラウンドを持つ人間同士が、うまく生きていく術を学ぶ場所であるはずなのだが……。

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