佐賀市議会の議案勉強会を正当な理由もなく欠席した平原嘉徳市議(61)(自民清流、5期)に対し、市議会が「議員としてあるべき行為ではない」として厳重注意をしていたことが分かった。
山口弘展議長によると、厳重注意は8月29日に本人と会派代表の西岡真一市議に対して口頭で行った。平原市議は2日付で始末書を提出し、4日の全員協議会で陳謝したという。平原市議は読売新聞の取材に対し「今後は初心に戻って議員活動をする」と話した。
平原市議は8月19日に勉強会を欠席し、議会事務局に「体調があまりよくない」と連絡していたが、実際には剣道の全国大会に出場した出身中学の応援で新潟市に滞在していた。