コメ不足の影響が大きくなる中、コメを原料にした菓子にも値上げの動きが広がっています。
埼玉・草加市で約100年続くせんべい店は、しょうゆせんべいを中心に16種類を販売しています。
品不足の影響は、せんべいの原料米にも広がっていて、秋以降の仕入れ値は3割上がるということです。
豊田屋・豊田重治社長:(原料米が)こんなに上がったことは初めて。やっぱり(値上げも)考えなくちゃ。
来店客は「(せんべいも値上げするのは)ちょっとびっくり。まさかおせんべいにまで及ぶとは思わなかった」と話しました。
こうした中、亀田製菓では、ハッピーターンやソフトサラダなど17品目を10月に値上げします。
原料には、品薄が続く国産だけでなく、アメリカ産米の併用も増やしているということです。
コメとともにせんべいの物価も上昇傾向が続いていて、品不足の影響が大きくなっています。