拳銃や模造拳銃計33丁を所持したとして、警視庁は2日、札幌市白石区、会社員の男(59)を銃刀法違反(複数所持など)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕は8月31日。
発表によると、男は6月11日、殺傷能力のある米コルト社製などの回転式拳銃4丁と自動式拳銃1丁、模造拳銃28丁を自宅で所持した疑い。調べに対し、「15年前から趣味で買っていた。人に危害を加えるつもりはなかった」と容疑を認めているという。
自宅1階の一室を展示スペースとしてコレクションを飾っており、警視庁は同日の捜索で大量のモデルガンなど100点以上を押収し、鑑定を進めていた。
実弾は発見されず、押収した拳銃にも実弾を発射した形跡はなかったという。警視庁が詳しい入手ルートを調べている。