夏の帰省ラッシュの中、東海道新幹線の乗客が目撃したのは、行儀よく背もたれの上にちょこんと座る1羽のインコです。
乗客のペットが逃げてしまったのでしょうか。車内に待機していた警備員が飼い主を探すも見当たりません。
一体、どこから乗車したのか。その謎の答えは、撮影者が目撃していました。
実は、撮影者によると京都駅で乗車したというインコは、何と新幹線を待つ外国人の肩に飛び乗り、それに気づかれないまま、一緒に乗り込んでしまったといいます。
京都から終点の東京まで約500km。迷いインコの大冒険が始まるかと思いきや、京都駅から乗り込んですぐに乗務員2人が捕獲。
その後、東京駅で警察署に預けられたという迷いインコ。
飼い主はインコが乗車した京都に住む女性で、動画が撮影された前日、SNSに「迷いインコを探しています」と投稿をしていました。
投稿された画像と新幹線の中で目撃されたインコを見比べてみると、顔周りが赤く、緑色の体、特徴がよく似ています。同一インコです。
果たして、飼い主と迷いインコは無事に再会することができたのでしょうか。
インコの飼い主:(Xで)いろいろ協力してくださった方がたくさんいて、そういう人たちのおかげで起きたキセキだと思っています。会えたのは、皆さんのおかげだと思います。
SNSへ情報提供を呼びかけたことがきっかけで、無事“キセキの再会”を果たすことができました。
現在は特に体調などに問題はなく、元気良く過ごしているといいますが、逃げたきっかけとなった室内での放し飼いには気を付けているという飼い主。
鳥の放し飼いには十分な注意が必要です。