今年5月、7歳の女の子の腹部などに暴行を加えケガさせたとして、35歳の父親が逮捕されました。女の子は全治1か月の重傷です。 傷害の疑いで逮捕されたのは和歌山市の35歳の男です。 警察によりますと、男は今年5月10日の午後、和歌山市内の自宅で7歳の娘に対して腹などを数回足蹴りするなどの暴行を加えケガをさせた疑いがもたれています。 女の子は十二指腸に穴が開くなど内臓の複数箇所を損傷していて、重傷だということです。

児童相談所から通報を受けた警察が捜査を行い、逮捕に至ったということです。 警察の取り調べに対して男は「何回も蹴ったり踏みつけたりしたことに間違いありません」と容疑を認めていて、「子どもが言うことを聞かなかったので、蹴った」などと話しているということです。 娘は5月以前にも父親から暴力を受けたなどと話していることから、警察は日常的に暴力を加えていた可能性があるとみて、調べています。