気象庁は21日、岩手県北西部の岩手山の噴火警戒レベルについて、引き上げる可能性があると発表した。
2月頃から山体膨張を示す地殻変動が観測されており、同庁が注意を呼びかけている。
岩手山の現在の噴火警戒レベルは「1」で「活火山であることに留意」となっている。気象庁は今後、火山性地震の増加や火山性微動の発生などで、さらに活動が活発になった場合、レベル「2」の「火口周辺規制」への引き上げを検討している。