東京・千代田区で6月6日、車の窓から腕を出し、威嚇するように中指を立てるドライバーの男が撮影された。車線を越え、無理やり入ろうとしてきた男の車にクラクションを鳴らした“逆恨み”と見られている。
東京・千代田区で6月6日午後7時半ごろ、道路を走行中だった撮影者が撮影したのは、車の窓から腕を出し、威嚇するように中指を立てるドライバーの男だ。
男の車は、左車線を走る車が前にいる自転車を追い越すためか、交差点の近くで撮影者の車の前に無理やり入ろうと近づいてきた。
よく見ると、車線の色は黄色で進路変更は禁止されているにもかかわらず、ラインをまたいでいる状態だ。このままでは衝突する危険を感じた撮影者は、とっさにクラクションを鳴らした。
撮影者は当時を振り返り、「衝突回避のために(クラクション)鳴らした。事故防止、自己防衛ですね」と話す。
なんとか衝突はギリギリで回避し、事なきを得たと思われたが、しばらく進み、交差点で信号待ちをしていると、左のレーンからつい先ほどぶつかりそうになった車が現れた。
次の瞬間、運転席の窓から手を出し、こちらに向かって中指を突き立ててきたのだ。
撮影者は、当時の車のドライバーの様子について、「半分にやけた感じでこっちを見ていた。事故って損しかないので、本当にああいう運転はやめてほしいと思う」と話している。
(「イット!」 6月28日放送より)