フロント部分の内部がむき出しになった車。その周囲にも、激しく損傷した複数台の車があるのがわかる。
5日午後2時ごろ、埼玉・行田市の交差点で、車5台がからむ事故が発生。
この事故で、女性1人が意識不明の重体で病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
そのほか、少なくとも3人がけがをしたとみられ、その中には死亡した女性と車に乗っていた小学生くらいの子ども1人が含まれている。
事故現場に残された車はエアバッグが飛び出し、強い衝撃が加わったことがわかる。
数人の警察官が付近を調べる中、心配そうに様子をうかがう近隣住民の姿もあった。
上空からの映像により、事故の状況が見えてきた。
事故が起きたのは、住宅街にある交差点。車道には、緑色のトラックが2台、並ぶように止まっている。
車同士がどのようにぶつかったかはわかっていないが、そばには歩道に乗り上げた車があった。
現場の交差点は、水城公園という大きな公園のそばにあり、近くには小学校もある。時間帯によっては交通量の多いところだという。
付近の住民は、車がぶつかるような音で事故に気づいたという。
目撃者「すごいブレーキの音がして、そのあと、パシャーンってすごい音がしたので(黒い車の助手席)女の子はまだ意識がある感じだったけど、運転席に乗られてた方が窓から手がだらんと出てしまっていて」
小学生くらいの子どもの容体はわかっておらず、警察は、事故当時のくわしい状況を調べている。