東京都によると3月28~29日にかけて、練馬区内の高齢者施設内で入所者17人と施設職員1人の、あわせて18人が下痢や嘔吐などの症状を訴えた。
【映像】魚の筋肉に潜む寄生虫
保健所が調査したところ、昼食として提供された寿司のヒラメから寄生虫「クドア」が検出され、食中毒の原因と断定された。
「クドア」はヒラメの筋肉中に寄生する寄生虫の一種で、食後数時間で下痢や嘔吐などの症状が起きる。大きさは0.01mmほどで肉眼では見えない。
症状を訴えた18人はいずれも軽症で、すでに回復しているという。(『ABEMAヒルズ』より)