神戸大学のバドミントンサークルの学生が旅館で迷惑行為を行っていたことについて、神戸大学は、25日午後4時から記者会見を行い、これまで大学として把握している経緯を、はじめて直接明らかにしました。 春合宿には男性38人、女性24人の計62人が参加。そのうちの一部から聞き取りを行っているということです。 神大によりますと、非公認のバドミントン同好会『BADBOYS』の学生らが、今月10日から16日、宿泊先の旅館で障子を破り、胴上げして天井を破る、灰皿を倒して破損するなどの行為があり、SNSに掲載されたことで明らかになったとしました。

神戸大学は、教育担当理事や「BADBOYS」の顧問が謝罪のため宿泊施設を訪ねたことを明らかにし、あわせて同好会の会長らから概要を聞き取っているということです。 大学側は、参加した学生への聞き取りを早急に終わらせ、大学として調査結果をまとめたあと、厳正なる対処を行うとし、最終的な処分が決まるまで、「BADBOYS」に活動停止を通告しているということです。 神戸大学は、学生に対してもメッセージを発信しました。「各種行為は極めて非常識で、恥ずべき行為であることに議論の余地はありません。自らを厳しく律し、一人の成人として倫理観と節度を持った行動を常にとるようお願いします。」としています。