三重県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、26日午後3時過ぎ、伊勢神宮の外宮を訪れ、初めて一人で参拝された。
午後1時頃、オフホワイトのスーツ姿の愛子さまは近鉄鳥羽駅に到着し、出迎えた駅長や三重県知事などと挨拶を交わされた。
愛子さまが一人で地方を訪問するのは初めてで、強い雨と風の中、車の窓を開け、駅前に集まった人たちに笑顔で手を振られた。
午後3時前には伊勢神宮の「外宮」を訪問された。
参拝用の白いロングドレスに着替えた愛子さまは、初めて単身で、地元の幼稚園児などに穏やかな笑顔で会釈をしながら参道をゆっくりと進まれた。
伊勢神宮は、皇室にゆかりの深い場所で、「外宮」を参拝後、天照大神を祀る「内宮」を拝礼するしきたりがある。
小雨の降る中、愛子さまは学習院大学の卒業と日本赤十字社への就職の節目にあたり玉串を捧げ、深く拝礼された。