4歳の次女に向精神薬などを摂取させ、殺害したとして両親が逮捕された事件で、毛髪鑑定の結果などから、次女が数週間にわたって薬を摂取させられていたとみられることがわかりました。
東京・台東区の会社役員・細谷健一容疑者（43）と妻の志保容疑者（37）は去年3月、次女・美輝ちゃん（4）に向精神薬「オランザピン」などを摂取させ、殺害した疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、毛髪鑑定の結果などから、美輝ちゃんは数週間にわたって「オランザピン」を摂取させられていたとみられることが新たにわかりました。
「オランザピン」については志保容疑者が逮捕前、都の聞き取りに対し「睡眠薬として飲んでいる」と話していたこともわかっていて、警視庁は事件のいきさつを詳しく調べています。