能登半島地震で一般のボランティアの活動が、初めて一部の被災地で始まった。
石川県が募集し、全国から集まった災害ボランティアは27日、七尾市、穴水町、それに志賀町で活動した。
ボランティアは、泥水を含んだ重い畳の運び出しやテーブル、家電などの片付けを行っていた。
東京からボランティアに来た人「こうして被害の大きいところを見ると、やっぱり大変なことだなと思います」、「トロフィーとかもあって、記念のものも捨てていいと言われたが、思い出のある品物が多いと思うので、ちょっと悲しい気持ちになります」
一方、地震発生後、取りやめられていた羽田空港と能登空港を結ぶ旅客機の運航が、およそ1カ月ぶりに再開した。
1カ月ぶりに石川に戻る乗客「(家の状況は)瓦も落ちている、室外機も落ちている、戸棚もたんすも倒れていると聞いている。1回確認に行ってきます」
2月末までは週3日、1日1往復の臨時便が運航する予定で、被災地から首都圏などへの避難や、ボランティアで被災地に向かう人などの利用を想定しているという。