東京・杉並区で母親と娘がバックしてきた乗用車にはねられ死亡した事故で、警視庁はきょう午後、容疑者立ち会いのもと、現場で実況見分を行いました。
この事故は先月、杉並区高井戸東で、自動車整備士の漆原宏太容疑者(50)が、勤務先の整備工場から乗用車を運転してバックで車道に出る際、杉本千尋さん(43)と、娘の凪ちゃん(6)の2人をはね、死亡させたとして過失運転致死の疑いで逮捕されたものです。
警視庁は午後2時半ごろから漆原容疑者の立ち会いのもと、現場で実況見分を行いました。
警視庁によりますと実況見分では、車両が衝突した場所や事故を起こす前の整備工場内での動きなどを捜査員らと確認しました。
警視庁は事故を起こした車両に異常がなかったかなど、事故の原因を慎重に調べています。