警察庁は自転車の交通違反に対し、16歳以上を対象に反則金を科す、「青切符」を導入する方針を固めました。現在、自転車の交通違反については刑事罰の対象となる「赤切符」のみの交付で、手続きに時間がかかる上、起訴されるのもわずかで、違反者への責任追及が不十分だとする指摘がありました。そのため警察庁の有識者検討会で効果的な取り締まり方法などについて議論が進められてきましたが、21日までに中間報告書が取りまとめられ、16歳以上を対象に反則金を納めれば刑事罰を免れる「青切符」を導入することが示されました。

具体的には信号無視や、右側通行などの通行区分違反、携帯電話使用などの違反者を対象に指導・警告した上で従わない場合などに交付するとしています。酒酔いや酒気帯び運転など危険性の高い行為は刑事罰の対象となる赤切符が交付されます。来月以降に最終報告書がとりまとめられ、警察庁はこれらを盛り込んだ道交法の改正案を来年の通常国会に提出し2026年からの運用を目指しているということです。
警察庁は自転車の交通違反に対し、16歳以上を対象に反則金を科す、「青切符」を導入する方針を固めました。
現在、自転車の交通違反については刑事罰の対象となる「赤切符」のみの交付で、手続きに時間がかかる上、起訴されるのもわずかで、違反者への責任追及が不十分だとする指摘がありました。
そのため警察庁の有識者検討会で効果的な取り締まり方法などについて議論が進められてきましたが、21日までに中間報告書が取りまとめられ、16歳以上を対象に反則金を納めれば刑事罰を免れる「青切符」を導入することが示されました。
具体的には信号無視や、右側通行などの通行区分違反、携帯電話使用などの違反者を対象に指導・警告した上で従わない場合などに交付するとしています。
酒酔いや酒気帯び運転など危険性の高い行為は刑事罰の対象となる赤切符が交付されます。