新型コロナの濃厚接触者になったという虚偽の申告で休暇を不正に取得したとして、陸上自衛隊東部方面総監部(東京都練馬区)は6日、古河駐屯地・第1施設団(古河市)の40歳代の3等陸尉の男性を、同日付で停職13日の懲戒処分にした。
発表によると、3等陸尉は昨年9月13日から同22日まで、「同居の家族が新型コロナに感染し濃厚接触者になった」として休暇を取得。その後に提出した医療機関の診断書に不審な点があったため、医療機関に問い合わせたところ、「診断書発行の事実はない」と判明、本人が偽造を認めた。