11月6日に撮影された、千葉・我孫子市の駅前にあるタクシー乗り場の標識の写真。
「タクシーのりば」の文字の上には、大きなバツ印。
さらに、「深夜1:00からは来ません!!」「まってもむだ!!」と書かれています。
今、この落書きを巡って、警察が捜査する事態になっています。
めざまし8が7日現場を訪れると、タクシー乗り場の標識に黒や赤で書かれた乱暴な言葉がまだ残ったまま。
標識の横の柱に書かれていた「1時すぎたら来ねぇ!」「タクシー無い!」の落書きは白いテープで隠されていました。
落書きされた支柱を管理する我孫子市は、11月1日、被害届を提出。警察は器物破損の疑いで捜査しているということです。
普段、ここのタクシーを利用するという人は…
普段我孫子市の駅前でタクシーを利用する人(60代):結構深夜の時には列ができてて、タクシー待ちにだいぶかかります。15分ぐらいかな。
普段我孫子市の駅前でタクシーを利用する人(40代):待っていれば来るので、全く来ないって思ったことはないですけど、やっぱり台数は少ないかなって。
実際に、そんなにタクシーがいないのでしょうか?落書きでタクシーが来ないとされた午前1時過ぎ、再び現場を取材しました。
ディレクター:今、タクシーが1台やってきました。今、お客さんを乗せたタクシーが出て行ったのですが、また新たに1台やってきました。
待っている客はいたものの、午前1時を過ぎてもタクシーの姿を数台確認することができました。
落書きされた標識を管理するのは、地元の会社で作るタクシーの運営団体。10月18日に連絡を受け、近日中に被害届を提出するといいます。
標識を管理する我孫子市内タクシー運営委員会:ご迷惑をおかけして申し訳ないと思っています。人手不足もあるし、コロナ禍以降、夜間の営業ができないなどの影響もある。だからといって、このように書かれることはいかがなことかと思う。
(めざまし8 11月8日放送)