6日、広島県を走るJR山陽線でトラブルが起き、列車の乗客約150人が約4時間にわたり、車内に足止めされた。JR西日本は、トラブルの原因は雨でぬれた落ち葉がレールの上に積もったためとみている。
列車の中で、疲れた様子を見せる乗客たち。
ライトで光る列車の窓ガラスは、その場で止まったまま動かない。
6日午後3時半ごろ、広島県を走るJR山陽線でトラブルが起きた。
乗客は約150人。約4時間にわたって、車内に足止めされた。
列車がストップした理由は、車輪の空回り。なぜ起きたのだろうか。
事故現場では、夜になっても雨がパラパラと降っていた。さらに、辺りは木が多く、ぬれた枯れ葉がたくさん落ちている。
JR西日本は、空回りの原因は、雨でぬれた落ち葉がレールの上に積もったためとみている。
現場付近は、高低差のある山あいの区間。
以前にも車輪の空回りで、列車が立ち往生したケースがあるという。
このトラブルで、126本の列車に遅れや運休が発生。約2万5000人に影響が出た。(「イット!」 11月7日放送より)