野良ネコによるトラブルを減らそうと、鹿児島県霧島市国分で初めて捕まえた野良ネコを一斉に不妊・去勢する取り組みが行われました。
霧島市国分の敷根公民館でこのほど、捕まえた野良ネコを不妊・去勢して地域に戻す「TNR」という活動が行われました。
ノラ猫を減らし、殺処分の減少につなげようと、霧島市動物愛護推進連絡協議会などが行ったもので、霧島市では初めての実施です。
この日はおよそ100匹が持ち込まれ、3人の獣医師から手術を受けました。
手術を受けたネコは、ほかのノラ猫と見分けがつくように耳がカットされ、その形が桜の花びらにのように見えることから「さくら猫」とよばれます。
(霧島市動物愛護推進連絡協議会 星原敏郎代表)「100匹近いネコの去勢・不妊ができた。霧島全体の環境を良くする上で大きな成果」
(2023/11/10 12:00)