東京・渋谷のスクランブル交差点付近で歩行者をはねた乗用車=7日
東京・渋谷のスクランブル交差点付近で今月7日、歩行者7人をはねたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕された男が、運転していたのは改造された「アメ車」で「(タイヤを浮かせる)リフト走行に失敗した。格好つけたかった」という趣旨の供述をしていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は茨城県石岡市の20歳。車は車体をバウンドさせたり、片輪走行させたりすることが可能となるようタイヤ付近が改造されていたとみられる。女性も同乗していた。警視庁は、男がパフォーマンス目的で危険な走行をしようとし、ハンドル操作を誤った疑いがあるとみている。