日大アメフト部員による違法薬物事件をめぐり、24日に開かれた理事会で林真理子理事長から解任を提案された、渦中の沢田康広副学長がFNNの単独インタビューに「悲しいですね」と語った。また、日大側がまとめた、これまでの対応についての内部資料をFNNが入手。そこには「寮に大麻部屋」「指導者も知っている」という警視庁に寄せられた匿名メールの具体的内容も記載されていた。「今でも間違っていなかったと考えている」FNNのインタビューに応じた日本大学・沢田康広副学長は解任提案についてこう語った。

日本大学・沢田康広副学長:林理事長が、もう今後、わたしと一緒に仕事をしていこうという気持ちがないんだなというのは、よくわかりました。悲しいですね。また、焦点となっている、警視庁に通報するまでの「空白の12日間」については、こう弁明した。日本大学・沢田康広副学長:その判断自体は、今でも間違っていなかったと考えています。警視庁から大学の調査の結果、何らかの犯罪行為が見つかった場合には、自首をさせてほしい、できれば強制捜査はしたくないんだと言っていただいたのは、非常にありがたいと思いました。通報が遅くなった理由について、沢田氏は、教育者としての対応だったことを強調した。日本大学・沢田康広副学長:犯罪行為を行った者を警察につき出せばいいということではなく、学生にそれを認めさせて、自首させるということをしなければならないなと考えていました。また、8月に行った記者会見で、自身に不遜な態度があったとして、謝罪した。日本大学・沢田康広副学長:私の態度が非常に高圧的であるとか、不遜な態度であったとか、厳しい口調で反論してしまうかのような言い方をしてしまったところがあったのは、正直自分でも非常に反省しなければならないと思いました。大学がまとめた内部資料を入手アメフト部員による一連の違法薬物事件で、日大側がまとめた、これまでの対応についての内部資料をFNNが入手した。資料によると、一連の事件のきっかけとなった情報は、2023年6月19日、警視庁に寄せられた匿名のメールだったことがわかる。それは、「中野の寮に大麻部屋がある」、「3階の一室である。数名が吸っている」、「指導者も知っている」といった内容だった。さらに、7月6日の午前に、警視庁から大麻について「指導者にも知っている人がいるのではないかと考えており、部の関係者すべての人に聴取してほしい。途中経過を都度してほしい」と調査要請があったことについても記されている。沢田副学長ら大学側に対する警視庁からの強い要請を受け、沢田副学長はその日(7月6日)のうちに寮を訪れ、アメフト部員を食堂に集めて荷物検査を実施した。そして夕方、北畠成文被告(21)の所持品から、大麻とみられる植物片が見つかった。この時の状況については「北畠成文の所持品から植物のカスのようなものが極微量入った小さなビニール袋(パケ)等の入った、お菓子の缶を預かり、大学本部内の鍵のかかるロッカーにおいて保管」と記載されており、問題の植物片については、翌7日に沢田副学長が、酒井学長に「大麻かどうかわからないが、植物のカスのようなものが極微量入った小さなビニール袋(パケ)の入ったお菓子の缶があった」と報告したと記載されていた。沢田副学長は、12日間に延べ25人にヒアリングをして、延べ26人に荷物検査を実施。その最終日である18日に、調査の中間報告として、警視庁に植物片の発見を伝えていた。(「イット!」10月25日放送より)
日大アメフト部員による違法薬物事件をめぐり、24日に開かれた理事会で林真理子理事長から解任を提案された、渦中の沢田康広副学長がFNNの単独インタビューに「悲しいですね」と語った。また、日大側がまとめた、これまでの対応についての内部資料をFNNが入手。そこには「寮に大麻部屋」「指導者も知っている」という警視庁に寄せられた匿名メールの具体的内容も記載されていた。
FNNのインタビューに応じた日本大学・沢田康広副学長は解任提案についてこう語った。
日本大学・沢田康広副学長:林理事長が、もう今後、わたしと一緒に仕事をしていこうという気持ちがないんだなというのは、よくわかりました。悲しいですね。
また、焦点となっている、警視庁に通報するまでの「空白の12日間」については、こう弁明した。
日本大学・沢田康広副学長:その判断自体は、今でも間違っていなかったと考えています。警視庁から大学の調査の結果、何らかの犯罪行為が見つかった場合には、自首をさせてほしい、できれば強制捜査はしたくないんだと言っていただいたのは、非常にありがたいと思いました。
通報が遅くなった理由について、沢田氏は、教育者としての対応だったことを強調した。
日本大学・沢田康広副学長:犯罪行為を行った者を警察につき出せばいいということではなく、学生にそれを認めさせて、自首させるということをしなければならないなと考えていました。
また、8月に行った記者会見で、自身に不遜な態度があったとして、謝罪した。
日本大学・沢田康広副学長:私の態度が非常に高圧的であるとか、不遜な態度であったとか、厳しい口調で反論してしまうかのような言い方をしてしまったところがあったのは、正直自分でも非常に反省しなければならないと思いました。
アメフト部員による一連の違法薬物事件で、日大側がまとめた、これまでの対応についての内部資料をFNNが入手した。
資料によると、一連の事件のきっかけとなった情報は、2023年6月19日、警視庁に寄せられた匿名のメールだったことがわかる。
それは、「中野の寮に大麻部屋がある」、「3階の一室である。数名が吸っている」、「指導者も知っている」といった内容だった。
沢田副学長ら大学側に対する警視庁からの強い要請を受け、沢田副学長はその日(7月6日)のうちに寮を訪れ、アメフト部員を食堂に集めて荷物検査を実施した。
そして夕方、北畠成文被告(21)の所持品から、大麻とみられる植物片が見つかった。この時の状況については「北畠成文の所持品から植物のカスのようなものが極微量入った小さなビニール袋(パケ)等の入った、お菓子の缶を預かり、大学本部内の鍵のかかるロッカーにおいて保管」と記載されており、
問題の植物片については、翌7日に沢田副学長が、酒井学長に「大麻かどうかわからないが、植物のカスのようなものが極微量入った小さなビニール袋(パケ)の入ったお菓子の缶があった」と報告したと記載されていた。
沢田副学長は、12日間に延べ25人にヒアリングをして、延べ26人に荷物検査を実施。その最終日である18日に、調査の中間報告として、警視庁に植物片の発見を伝えていた。(「イット!」10月25日放送より)