山田太郎文部科学政務官が、政務官を辞任する意向を固めた。政府関係者が明らかにした。山田政務官を巡っては、一部週刊誌が男女の不適切な関係があったと報じていた。
山田氏は、辞任の意向を固めた理由については答えていないものの、不適切な関係に関し、自身のホームページで事実を認めるコメントを次のように掲載した。
「報道にあった妻以外の女性と男女の仲になってしまったという点は事実です。学生時代から長年私を支え続けてくれている妻を裏切ってしまい、また家族にも辛い思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。妻はこんな私の軽率な行動を許し、やり直そうと言ってくれました。そのような妻に対して生涯をかけて償ってまいります」
その上で、謝罪の言葉として「政治家としての私を支えてくださっている支援者の皆さま、国民の皆さまからの信頼を失うこととなってしまい、お詫びの言葉もございません。誠に申し訳ございませんでした」と続けた。
一方で、週刊誌報道について「対価として現金を支払ったとの内容については事実はございません」と否定した。
岸田総理大臣が9月に内閣改造を行ってから、内閣の一員の辞任は初めて。