季節性インフルエンザの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で16.41人となり、前の週からおよそ1.5倍になったことが分かりました。9週連続の増加で、東京都など31の都府県では注意報基準レベルの10人を超えています。
厚生労働省によりますと、22日までの1週間に報告された1定点医療機関あたりのインフルエンザの患者報告数は全国で16.41人となり、前の週の11.07人から大幅に増加しました。
東京都など31の都府県で注意報基準レベルの10人を超えています。
最も多かったのは警報基準レベルの30人を超えた愛媛県で39.90人、次いで千葉県が29.39人でした。
全国の患者数は8万1160人でした。
この期間で幼稚園や学校など3751施設が休校や学年閉鎖・学級閉鎖となりました。
先週に比べ2倍以上増えています。
一方、新型コロナウイルスは同じ時期の1定点医療機関あたりの患者報告数は、全国で3.25人となり、7週連続で減少しています。