ジャーナリストの鈴木エイト氏が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にVTR出演。ジャニーズ事務所が性加害問題を巡って開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があったことについて言及した。
スポニチ本紙が独自入手したNGリストには6人の名前と顔写真が掲載されていた。その中には、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を追及したことで知られる鈴木氏の名前と顔写真もあった。一方、9月7日の会見で長時間にわたって質問を続けたM氏や司会者に注文を付けたO氏らの名前もあった。
会見を運営したPR会社「FTIコンサルティング」は5日、同社が作成したことを認めた。その上で「事務所は作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与していない」とした。リストを作成した理由について、FTIは「限られた会場使用時間の中で、会見の円滑な運営準備のために作成した」と釈明。「関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけした」として謝罪した。
鈴木氏は「(司会者が)何度もこちらを見て、座っているエリアごとに当てていったので、次はこっちのシマだなって時は特に積極的に手を挙げていたので。自分の顔を認識されていたっていう印象はあるんですね。次こそは自分だなっていう感覚の時が何回かあったんですけど当てられなかった。それはおそらくちゃんと顔を見た上で外されたんじゃないかっていう違和感があったんですね」と振り返った。