「被害者のことが好きになってしまい、性的欲求が抑えられなかったのは事実です」──元教え子の女子中学生に性的暴行を加えてけがをさせた準強姦致傷容疑で、東京都練馬区立三原台中学校の校長・北村比左嘉容疑者(55)が9月29日に再逮捕された。北村容疑者は9月10日に別の元教え子の裸の画像を記録したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されていた。北村容疑者は容疑を認めていて、冒頭の供述をしているという。
【女性の側でにっこり笑顔】優しい先生だったという北村容疑者の笑顔「最初の逮捕は昨年11月、都が設置した教職員による性暴力の相談窓口に、以前の勤務校の元生徒が匿名で『過去にわいせつ行為を受けた』と連絡して発覚。警視庁が北村容疑者の自宅や車、学校を家宅捜索したところ、校長室の机の中から、生徒の裸や下半身を触るなどのわいせつな画像、動画が保存されたビデオカメラを発見した。画像、動画の内容からして北村容疑者本人が学校内でわいせつ行為をし、その様子を撮影したものとみられています。 ビデオカメラには複数の女性の画像、動画が確認されていて、今回再逮捕になったのもカメラ内に別の女子生徒に性的暴行を加える動画が見つかったことによるもの。取り調べで、2人目の被害女性については『マッサージをしてあげる』として校内の一室にたびたび呼び出し、犯行を重ねていたことがわかっている。ビデオにはまだほかの女子生徒の画像、動画が保存されていて、今後、再逮捕が重なる可能性が高い」(全国紙社会部記者) 北村容疑者は、教育者としてエリート人生を歩んできた。偏差値70超の都立西高校から東京学芸大学教育学部に進学し、その後、都内の中学校に理科の教師として赴任。2019年に現在の練馬区立三原台中学校の校長に就く。また、今年の全国中学校理科教育研究会の事務局長を務めるなど教師の“出世街道”を歩んできた。過去の教え子はこぞって「優しい先生」「熱心な先生」と口を揃え、現在の三原台中学の保護者からも好感が高かった。「優しい校長と言うイメージしかありませんでした。北村校長は『挨拶を大切にして、人として成長していこう』という教育方針を掲げていて、毎朝、生徒ひとりひとりに挨拶をしていました。運動会でも最後までみんなの競技を真剣に見守ってくれていたのを覚えています。事件が起きてから、学校側から生徒に『校長が逮捕された』という報告があり、保護者会も開かれましたが、それ以降は報告もなく。今回の再逮捕では校内に呼び出して、ああいう行為をしていたとわかって恐怖しかありません」(三原台中学に子供を通わす保護者) 一方、北村容疑者の近隣住民からは「一見真面目に見えるけど女性が好きな人」という証言が多く聞こえた。「北村さんは再婚で、前の奥さんとの間に子供がいました。もう高校生、大学生くらいになっているはず。でも7~8年前くらいに離婚したみたいで、今の奥さんと3年ほど前に再婚。奥さんは歳が離れていて40代前半くらい。子供も生まれて、2~3歳くらいだと思います。事件前は夕方によく3人で散歩してましたよ。喧嘩の声とかは聞こえたことがないですね。北村さんが子供をお風呂入れている声とかよく聞こえてきたんですけどね」(北村容疑者と交流がある住民) 北村容疑者をよく知る別の住民はこう語る。「実はいまの北村さんの奥さんは3人目でして。一見真面目に見えるのでそうは思えないかもしれませんが……よく知る人たちの間では“好色家”として有名でした」 北村容疑者は1999年に練馬区内に現在の自宅を購入している。その当時、ごく一部の近隣住民しか知らない“1人目の女性”がいたという。「自宅は建売住宅で、北村容疑者が契約の際に売主、仲介の不動産会社や近隣住民に挨拶しにきたんですが、その時に連れていた女性と、入居時の挨拶の際に連れていた女性が違っていて……すぐ噂になりました。1人目の女性とは北村容疑者側に問題があって別れたと聞いています。7~8年前に2人目の奥さんと離婚して、いまの一回り下の奥さんと再婚したんですが、きっかけは北村容疑者の不倫と言われています。3人目の奥さんが家に来るようになったときにはすでにお腹が大きかった」(同前) その“好色”の矛先が教え子にも向かっていたとは──。
「最初の逮捕は昨年11月、都が設置した教職員による性暴力の相談窓口に、以前の勤務校の元生徒が匿名で『過去にわいせつ行為を受けた』と連絡して発覚。警視庁が北村容疑者の自宅や車、学校を家宅捜索したところ、校長室の机の中から、生徒の裸や下半身を触るなどのわいせつな画像、動画が保存されたビデオカメラを発見した。画像、動画の内容からして北村容疑者本人が学校内でわいせつ行為をし、その様子を撮影したものとみられています。
ビデオカメラには複数の女性の画像、動画が確認されていて、今回再逮捕になったのもカメラ内に別の女子生徒に性的暴行を加える動画が見つかったことによるもの。取り調べで、2人目の被害女性については『マッサージをしてあげる』として校内の一室にたびたび呼び出し、犯行を重ねていたことがわかっている。ビデオにはまだほかの女子生徒の画像、動画が保存されていて、今後、再逮捕が重なる可能性が高い」(全国紙社会部記者)
北村容疑者は、教育者としてエリート人生を歩んできた。偏差値70超の都立西高校から東京学芸大学教育学部に進学し、その後、都内の中学校に理科の教師として赴任。2019年に現在の練馬区立三原台中学校の校長に就く。また、今年の全国中学校理科教育研究会の事務局長を務めるなど教師の“出世街道”を歩んできた。過去の教え子はこぞって「優しい先生」「熱心な先生」と口を揃え、現在の三原台中学の保護者からも好感が高かった。
「優しい校長と言うイメージしかありませんでした。北村校長は『挨拶を大切にして、人として成長していこう』という教育方針を掲げていて、毎朝、生徒ひとりひとりに挨拶をしていました。運動会でも最後までみんなの競技を真剣に見守ってくれていたのを覚えています。事件が起きてから、学校側から生徒に『校長が逮捕された』という報告があり、保護者会も開かれましたが、それ以降は報告もなく。今回の再逮捕では校内に呼び出して、ああいう行為をしていたとわかって恐怖しかありません」(三原台中学に子供を通わす保護者)
一方、北村容疑者の近隣住民からは「一見真面目に見えるけど女性が好きな人」という証言が多く聞こえた。
「北村さんは再婚で、前の奥さんとの間に子供がいました。もう高校生、大学生くらいになっているはず。でも7~8年前くらいに離婚したみたいで、今の奥さんと3年ほど前に再婚。奥さんは歳が離れていて40代前半くらい。子供も生まれて、2~3歳くらいだと思います。事件前は夕方によく3人で散歩してましたよ。喧嘩の声とかは聞こえたことがないですね。北村さんが子供をお風呂入れている声とかよく聞こえてきたんですけどね」(北村容疑者と交流がある住民)
北村容疑者をよく知る別の住民はこう語る。
「実はいまの北村さんの奥さんは3人目でして。一見真面目に見えるのでそうは思えないかもしれませんが……よく知る人たちの間では“好色家”として有名でした」
北村容疑者は1999年に練馬区内に現在の自宅を購入している。その当時、ごく一部の近隣住民しか知らない“1人目の女性”がいたという。
「自宅は建売住宅で、北村容疑者が契約の際に売主、仲介の不動産会社や近隣住民に挨拶しにきたんですが、その時に連れていた女性と、入居時の挨拶の際に連れていた女性が違っていて……すぐ噂になりました。1人目の女性とは北村容疑者側に問題があって別れたと聞いています。7~8年前に2人目の奥さんと離婚して、いまの一回り下の奥さんと再婚したんですが、きっかけは北村容疑者の不倫と言われています。3人目の奥さんが家に来るようになったときにはすでにお腹が大きかった」(同前)
その“好色”の矛先が教え子にも向かっていたとは──。