タレントの石原良純とニューヨーク州弁護士で信州大学特任教授の山口真由氏が9日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。相次ぐ増税発言に狒税メガネ瓩蕃葫蕕気譴岸田文雄首相が、突然、減税を打ち出したことを疑問視した。
岸田首相は就任以来、金融所得課税の強化や5年間で43兆円程度とする猖姫卅税瓩覆鼻∪儷謀に増税について発言してきた。その結果、付いたあだ名が狒税メガネ瓠1陛陳ではこのあだ名に岸田首相が憤慨しているとも言われ、最近は「成長の成果を還元する」と言って、突然の減税発言をして注目を浴びている。
もっとも多くの専門家からは、来年9月に自民党総裁の任期満了を控えて、衆院解散総選挙に打って出たい岸田首相の犖朕妖都合瓩箸慮方が強いのは事実だ。
こうした状況での岸田首相の減税発言に石原は「岸田首相、成長の成果って言ってるけど、日本は成長したんですか?」と、国民の誰もが実感できていない「成長」を口にする岸田首相を疑問視。これに経済専門家が「インフレで売上も税収も増えてるだけで、実質的にはまだ成長していないと見るのが妥当」と答えると、石原は岸田首相の発言は「こじつけじゃないか」とした上で、「与党の都合で、メガネがどうのこうのって話で、減税の話を持ち出していいのかな? バカにされてるんじゃないかって気がする」と批判した。
一方、山口氏も岸田首相の減税発言について「選挙の前に減税すればっていうのは、さすがに国民をバカにしてるんじゃないのって思う」と批判した上で、岸田首相の一貫性のない経済政策もチクリだ。
アベノミクスは企業減税、規制緩和でイノベーションを成長させるやり方だったが、岸田首相の経済政策について山口氏は「岸田さんは国民が受益を広く感じられるようにベーシックサービスを税金で賄って、だから、少しだけ増税させてくださいってやり方だと思ったら、どうもそうでもないらしいと。国民に受益はあるんだけど減税もするって、全くパッケージが見えてこない」とバッサリ。
さらに日本が経済成長できなかった間、ずっと所得税と法人税を減税して消費税を上げる政策をとってきたことを持ち出し、「また、それをやるのかって…。ため息が出るような話」と、うんざりした様子だった。