日本維新の会が、党に無断でロシアを訪問したとして、鈴木宗男参議院議員の除名処分を検討している。
【映像】声を詰まらせる瞬間 鈴木氏は10月1日から5日にかけてロシアを訪れ、外務次官らと会談した。ウクライナ侵攻後、日本の国会議員としては、初めての訪問となる。鈴木氏をめぐっては、ロシア国営通信「スプートニク」でのインタビュー動画で、「ロシアの勝利を100%確信している」と発言したとして、問題視されている。

「特別軍事作戦が継続されているが、ロシアの勝利。ロシアがウクライナに対して屈することがない。ここは何の懸念もなく100%確信を持って、私はロシアの未来、ロシアの明日を私は信じており、理解をしている」(スプートニクでの鈴木氏発言) 除名報道があった10月6日午後、政治ジャーナリストの青山和弘氏が単独インタビューで、鈴木氏に発言の真意を問うと、改めて「100%私はロシアが勝利すると確信している」との認識を示した。 「国力の差が違います。武器をもらったり、お金をもらって、やっと戦っているのがウクライナの現状です。だから、早く停戦した方がいいんです。もっとわかりやすくも言いましたよ。『日本の国技に相撲というのがある。一番強いのは横綱だ。一番力のないのは序ノ口』という。ウクライナとロシアを比較したら、ロシアが横綱で、ウクライナは序ノ口。残念ながら。そのぐらいの差があるんだと言うことを、私は私の認識として言っただけ」(単独インタビューでの鈴木氏) 青山氏が「報道を見ると、『勝ってほしい』と言ったように聞こえる」と問うと、鈴木氏は続ける。 「私はそれをちゃんと考えていますから。ロシアが勝つ。私の認識では」「戦争は終わるんです。ただ長引けば、世界でたった一つの命はなくなるんですよ。特に女性、子ども、お年寄りです。これは避けなければいけません。だから私は“停戦”と言っているんです。」(鈴木氏) 第2次世界大戦を例に出し、鈴木氏は「78年前の日本と同じ状況にしてはいけない」と語る。 「一部陸軍軍部の跳ね上がりが、一兵まで戦うとか、女・子どもに竹やり持たせて米兵をうたせる。今ゼレンスキー(ウクライナ大統領)が言っていることと似ているんじゃないですか。『女性よ銃を取れ』なんて。私は、日本の経験をウクライナにさせてはいけない、してもらっては困ると思っているんです」(鈴木氏) 加えて、鈴木氏は「何のためにロシアに行った」「ロシアに利用されている」といった指摘にも反論する。 「日本とロシアは隣国ですよ。世界一のエネルギー大国はロシアです。日本のウィークポイント(弱点)は、エネルギーがないことです。だからアメリカに、今でもクビ根っこを押さえられている。いつまでも自立できない。」「『遠くの親戚より、近くの他人』が私の考えなんです。ロシア・中国は世界の大国です、ならばケンカだけしてもちますか。きちっと折り合いをつけながら、隣国外交をやらなきゃいけない」(鈴木氏) 「特にロシアとは北方領土問題がある。あれは平和条約締結交渉があるんですよ。黙ってても動きません」それが、鈴木氏の持論だ。(『ABEMA的ニュースショー』より)
鈴木氏は10月1日から5日にかけてロシアを訪れ、外務次官らと会談した。ウクライナ侵攻後、日本の国会議員としては、初めての訪問となる。鈴木氏をめぐっては、ロシア国営通信「スプートニク」でのインタビュー動画で、「ロシアの勝利を100%確信している」と発言したとして、問題視されている。
「特別軍事作戦が継続されているが、ロシアの勝利。ロシアがウクライナに対して屈することがない。ここは何の懸念もなく100%確信を持って、私はロシアの未来、ロシアの明日を私は信じており、理解をしている」(スプートニクでの鈴木氏発言)
除名報道があった10月6日午後、政治ジャーナリストの青山和弘氏が単独インタビューで、鈴木氏に発言の真意を問うと、改めて「100%私はロシアが勝利すると確信している」との認識を示した。 「国力の差が違います。武器をもらったり、お金をもらって、やっと戦っているのがウクライナの現状です。だから、早く停戦した方がいいんです。もっとわかりやすくも言いましたよ。『日本の国技に相撲というのがある。一番強いのは横綱だ。一番力のないのは序ノ口』という。ウクライナとロシアを比較したら、ロシアが横綱で、ウクライナは序ノ口。残念ながら。そのぐらいの差があるんだと言うことを、私は私の認識として言っただけ」(単独インタビューでの鈴木氏)
青山氏が「報道を見ると、『勝ってほしい』と言ったように聞こえる」と問うと、鈴木氏は続ける。
「私はそれをちゃんと考えていますから。ロシアが勝つ。私の認識では」「戦争は終わるんです。ただ長引けば、世界でたった一つの命はなくなるんですよ。特に女性、子ども、お年寄りです。これは避けなければいけません。だから私は“停戦”と言っているんです。」(鈴木氏)
第2次世界大戦を例に出し、鈴木氏は「78年前の日本と同じ状況にしてはいけない」と語る。
「一部陸軍軍部の跳ね上がりが、一兵まで戦うとか、女・子どもに竹やり持たせて米兵をうたせる。今ゼレンスキー(ウクライナ大統領)が言っていることと似ているんじゃないですか。『女性よ銃を取れ』なんて。私は、日本の経験をウクライナにさせてはいけない、してもらっては困ると思っているんです」(鈴木氏) 加えて、鈴木氏は「何のためにロシアに行った」「ロシアに利用されている」といった指摘にも反論する。
「日本とロシアは隣国ですよ。世界一のエネルギー大国はロシアです。日本のウィークポイント(弱点)は、エネルギーがないことです。だからアメリカに、今でもクビ根っこを押さえられている。いつまでも自立できない。」「『遠くの親戚より、近くの他人』が私の考えなんです。ロシア・中国は世界の大国です、ならばケンカだけしてもちますか。きちっと折り合いをつけながら、隣国外交をやらなきゃいけない」(鈴木氏)
「特にロシアとは北方領土問題がある。あれは平和条約締結交渉があるんですよ。黙ってても動きません」それが、鈴木氏の持論だ。(『ABEMA的ニュースショー』より)