日本のウイスキーが世界的なブームになっています。外国人観光客を目当てにしたお店や施設も増えているようです。なぜ海外の人たちに人気なのでしょうか?【写真を見る】「繊細でバランスの良い味」ジャパニーズウイスキーが大人気山崎蒸溜所は大規模改修で観光客誘致【Nスタ解説】日本のウイスキー輸出額は8年で約10倍、過去最高に!山内あゆキャスター:国産ウイスキー、海外の方にもとても人気なんです。“ジャパニーズウイスキー”という言葉が定着しました。国際的な評価が定着したことで、品薄状態になっているところが多くあります。そのおいしさについて、ウイスキー文化研究所の土屋守さんに聞きました。「繊細でバランスの良い味で、日本製なら“外れ”はないという期待感もあるのではないか」。

ウイスキーの輸出額は2022年、約560億円で過去最高。8年で約10倍になったそうです。日比麻音子キャスター:日本のウイスキーは本当に、年々レベルがどんどん上がっていますよね。松田丈志元競泳日本代表:種類もどんどん増えてきていますし、やはり寝かせたものがより値段、価値が上がってきているという状況になってきていますよね。僕は今回のアジア大会で中国にも行って、そのあとヨーロッパにも行ったんですけど、やはり各国の免税店でも日本のウイスキーがずらっと並んでいました。ちょっと値段まで確認しなかったんですけど、「日本のウイスキー人気だな」というのは肌で感じましたね。日比キャスター:ちょっと争奪戦にもなっていますよね。山内キャスター:本当に、海外のお客さんも目が肥えてきました。そんな目が肥えてきたお客さんたちが今何を欲しがっているのか、人気の商品などを3コマでみていきます。お酒でいえば、日本酒も大変人気なんです。2022年の日本酒の輸出額は約475億円で、これはウイスキーに次ぐ額になっています。13年連続で過去最高を更新しています。酒造組合の方に聞くと「日本食レストランの拡大を背景に、日本酒も親しまれるようになった。冷蔵輸送などの進化により、高品質のまま輸出可能になった」。認知度も輸送技術も上がって、たくさん飲まれるようになったということなんです。日本でも人気の「獺祭」で知られる旭酒造は、アメリカに酒蔵をつくって現地生産を始めたということで、また人気が高まっていきそうです。ホラン千秋キャスター:環境が変わっても生産できるところを探して、ということですか?山内キャスター:そうなんです。ニューヨークの郊外らしいんですけれども、お水も現地で、お米も日本のものと現地のもので、初めて新酒が出るそうですよ。たまごサンドも海外の方に人気沸騰中…そのワケは?山内キャスター:さらにいってみましょう、「訪日外国人買ったものランキング」からみていきます。1位が「菓子類」、2位が「その他食料品・飲料・たばこ」で、3位が「衣類」。食料品に注目すると、意外なものが人気になっているんです。これは私、知りませんでした。たまごサンドがウケているって、ご存知でした?空港や観光地近隣のローソンでは、7月の売り上げが前年同時期比で約5.3倍だったそうです。ほとんど海外の方。松田丈志元競泳日本代表:コンビニで売っているような、たまごのサンドイッチということですよね?山内キャスター:それでいいんですって。マヨネーズとたまごが合わさったものって、海外では結構珍しいんですって。日比キャスター:確かに、イギリスの旦那さんと結婚した友人が、日本に来て1週間で毎日タマゴサンドを食べて、5キロぐらい太った。それぐらいおいしかったんですって。ホランキャスター:そうか。サンドイッチは馴染みがあるけれども、たまごを挟むっていう発想がないから、手に取りやすいという部分もあるんですね。山内キャスター:さらにたまごというのは、宗教などに関係なく食べられる方が多いですよね。ここでも人気が高まっているのではないか、という分析なんです。そして海外の方はちょっと敬遠する、あのたまご料理も人気になっています。生卵のたまごかけご飯です。都内の卵料理専門店「喜三郎農場」さんに聞くと、お客さんの2~3割が外国の方なのですが、いろんな鳥料理がある中で、皆さんたまごかけご飯を食べるんですって。担当者は「SNSをきっかけに、安心・安全な日本の生卵のイメージが広がり、“斬新”な食べ方として人気が高まっている」ということでした。もう一つ、先ほどのランキングで3位に衣料品が入っていましたよね。衣料品でも意外なものが人気で、それが日本の古着なんです。下北沢のお店に聞いたところ、半分ぐらいは海外からの観光客の方だそうで、「日本の古着は海外のものに比べて状態が良いという特徴がある。お土産としても人気で、1人で10着も買っていくお客さんもいます」と言っていました。さらに海外では“レトロゲーム”がブームで、秋葉原のお店ではお客さんの9割が外国人。担当者いわく「海外ではあまり流通しないソフトもあるので、わざわざ日本に探しに来る人も」ということで、少しずつまた変わってきましたよね。ホランキャスター:でもやっぱり、ここに来ないと食べられないもの、買えないものというところに皆さん集中するんだなっていう。松田丈志元競泳日本代表:そうですね。あと共通しているのは、日本の商品の品質が高いというのが、古着でもゲームでも、あとは卵も新鮮なわけだし、それがやはり海外の人に、安心感も含めてウケているのかもしれないですね。
日本のウイスキーが世界的なブームになっています。外国人観光客を目当てにしたお店や施設も増えているようです。なぜ海外の人たちに人気なのでしょうか?
【写真を見る】「繊細でバランスの良い味」ジャパニーズウイスキーが大人気山崎蒸溜所は大規模改修で観光客誘致【Nスタ解説】日本のウイスキー輸出額は8年で約10倍、過去最高に!山内あゆキャスター:国産ウイスキー、海外の方にもとても人気なんです。“ジャパニーズウイスキー”という言葉が定着しました。国際的な評価が定着したことで、品薄状態になっているところが多くあります。そのおいしさについて、ウイスキー文化研究所の土屋守さんに聞きました。「繊細でバランスの良い味で、日本製なら“外れ”はないという期待感もあるのではないか」。

ウイスキーの輸出額は2022年、約560億円で過去最高。8年で約10倍になったそうです。日比麻音子キャスター:日本のウイスキーは本当に、年々レベルがどんどん上がっていますよね。松田丈志元競泳日本代表:種類もどんどん増えてきていますし、やはり寝かせたものがより値段、価値が上がってきているという状況になってきていますよね。僕は今回のアジア大会で中国にも行って、そのあとヨーロッパにも行ったんですけど、やはり各国の免税店でも日本のウイスキーがずらっと並んでいました。ちょっと値段まで確認しなかったんですけど、「日本のウイスキー人気だな」というのは肌で感じましたね。日比キャスター:ちょっと争奪戦にもなっていますよね。山内キャスター:本当に、海外のお客さんも目が肥えてきました。そんな目が肥えてきたお客さんたちが今何を欲しがっているのか、人気の商品などを3コマでみていきます。お酒でいえば、日本酒も大変人気なんです。2022年の日本酒の輸出額は約475億円で、これはウイスキーに次ぐ額になっています。13年連続で過去最高を更新しています。酒造組合の方に聞くと「日本食レストランの拡大を背景に、日本酒も親しまれるようになった。冷蔵輸送などの進化により、高品質のまま輸出可能になった」。認知度も輸送技術も上がって、たくさん飲まれるようになったということなんです。日本でも人気の「獺祭」で知られる旭酒造は、アメリカに酒蔵をつくって現地生産を始めたということで、また人気が高まっていきそうです。ホラン千秋キャスター:環境が変わっても生産できるところを探して、ということですか?山内キャスター:そうなんです。ニューヨークの郊外らしいんですけれども、お水も現地で、お米も日本のものと現地のもので、初めて新酒が出るそうですよ。たまごサンドも海外の方に人気沸騰中…そのワケは?山内キャスター:さらにいってみましょう、「訪日外国人買ったものランキング」からみていきます。1位が「菓子類」、2位が「その他食料品・飲料・たばこ」で、3位が「衣類」。食料品に注目すると、意外なものが人気になっているんです。これは私、知りませんでした。たまごサンドがウケているって、ご存知でした?空港や観光地近隣のローソンでは、7月の売り上げが前年同時期比で約5.3倍だったそうです。ほとんど海外の方。松田丈志元競泳日本代表:コンビニで売っているような、たまごのサンドイッチということですよね?山内キャスター:それでいいんですって。マヨネーズとたまごが合わさったものって、海外では結構珍しいんですって。日比キャスター:確かに、イギリスの旦那さんと結婚した友人が、日本に来て1週間で毎日タマゴサンドを食べて、5キロぐらい太った。それぐらいおいしかったんですって。ホランキャスター:そうか。サンドイッチは馴染みがあるけれども、たまごを挟むっていう発想がないから、手に取りやすいという部分もあるんですね。山内キャスター:さらにたまごというのは、宗教などに関係なく食べられる方が多いですよね。ここでも人気が高まっているのではないか、という分析なんです。そして海外の方はちょっと敬遠する、あのたまご料理も人気になっています。生卵のたまごかけご飯です。都内の卵料理専門店「喜三郎農場」さんに聞くと、お客さんの2~3割が外国の方なのですが、いろんな鳥料理がある中で、皆さんたまごかけご飯を食べるんですって。担当者は「SNSをきっかけに、安心・安全な日本の生卵のイメージが広がり、“斬新”な食べ方として人気が高まっている」ということでした。もう一つ、先ほどのランキングで3位に衣料品が入っていましたよね。衣料品でも意外なものが人気で、それが日本の古着なんです。下北沢のお店に聞いたところ、半分ぐらいは海外からの観光客の方だそうで、「日本の古着は海外のものに比べて状態が良いという特徴がある。お土産としても人気で、1人で10着も買っていくお客さんもいます」と言っていました。さらに海外では“レトロゲーム”がブームで、秋葉原のお店ではお客さんの9割が外国人。担当者いわく「海外ではあまり流通しないソフトもあるので、わざわざ日本に探しに来る人も」ということで、少しずつまた変わってきましたよね。ホランキャスター:でもやっぱり、ここに来ないと食べられないもの、買えないものというところに皆さん集中するんだなっていう。松田丈志元競泳日本代表:そうですね。あと共通しているのは、日本の商品の品質が高いというのが、古着でもゲームでも、あとは卵も新鮮なわけだし、それがやはり海外の人に、安心感も含めてウケているのかもしれないですね。
山内あゆキャスター:国産ウイスキー、海外の方にもとても人気なんです。“ジャパニーズウイスキー”という言葉が定着しました。国際的な評価が定着したことで、品薄状態になっているところが多くあります。
そのおいしさについて、ウイスキー文化研究所の土屋守さんに聞きました。「繊細でバランスの良い味で、日本製なら“外れ”はないという期待感もあるのではないか」。
ウイスキーの輸出額は2022年、約560億円で過去最高。8年で約10倍になったそうです。
日比麻音子キャスター:日本のウイスキーは本当に、年々レベルがどんどん上がっていますよね。
松田丈志元競泳日本代表:種類もどんどん増えてきていますし、やはり寝かせたものがより値段、価値が上がってきているという状況になってきていますよね。
僕は今回のアジア大会で中国にも行って、そのあとヨーロッパにも行ったんですけど、やはり各国の免税店でも日本のウイスキーがずらっと並んでいました。ちょっと値段まで確認しなかったんですけど、「日本のウイスキー人気だな」というのは肌で感じましたね。
日比キャスター:ちょっと争奪戦にもなっていますよね。
山内キャスター:本当に、海外のお客さんも目が肥えてきました。そんな目が肥えてきたお客さんたちが今何を欲しがっているのか、人気の商品などを3コマでみていきます。
お酒でいえば、日本酒も大変人気なんです。2022年の日本酒の輸出額は約475億円で、これはウイスキーに次ぐ額になっています。13年連続で過去最高を更新しています。
酒造組合の方に聞くと「日本食レストランの拡大を背景に、日本酒も親しまれるようになった。冷蔵輸送などの進化により、高品質のまま輸出可能になった」。認知度も輸送技術も上がって、たくさん飲まれるようになったということなんです。
日本でも人気の「獺祭」で知られる旭酒造は、アメリカに酒蔵をつくって現地生産を始めたということで、また人気が高まっていきそうです。
ホラン千秋キャスター:環境が変わっても生産できるところを探して、ということですか?
山内キャスター:そうなんです。ニューヨークの郊外らしいんですけれども、お水も現地で、お米も日本のものと現地のもので、初めて新酒が出るそうですよ。
山内キャスター:さらにいってみましょう、「訪日外国人買ったものランキング」からみていきます。1位が「菓子類」、2位が「その他食料品・飲料・たばこ」で、3位が「衣類」。
食料品に注目すると、意外なものが人気になっているんです。これは私、知りませんでした。たまごサンドがウケているって、ご存知でした?
空港や観光地近隣のローソンでは、7月の売り上げが前年同時期比で約5.3倍だったそうです。ほとんど海外の方。
松田丈志元競泳日本代表:コンビニで売っているような、たまごのサンドイッチということですよね?
山内キャスター:それでいいんですって。マヨネーズとたまごが合わさったものって、海外では結構珍しいんですって。
日比キャスター:確かに、イギリスの旦那さんと結婚した友人が、日本に来て1週間で毎日タマゴサンドを食べて、5キロぐらい太った。それぐらいおいしかったんですって。
ホランキャスター:そうか。サンドイッチは馴染みがあるけれども、たまごを挟むっていう発想がないから、手に取りやすいという部分もあるんですね。
山内キャスター:さらにたまごというのは、宗教などに関係なく食べられる方が多いですよね。ここでも人気が高まっているのではないか、という分析なんです。
そして海外の方はちょっと敬遠する、あのたまご料理も人気になっています。生卵のたまごかけご飯です。
都内の卵料理専門店「喜三郎農場」さんに聞くと、お客さんの2~3割が外国の方なのですが、いろんな鳥料理がある中で、皆さんたまごかけご飯を食べるんですって。
担当者は「SNSをきっかけに、安心・安全な日本の生卵のイメージが広がり、“斬新”な食べ方として人気が高まっている」ということでした。
もう一つ、先ほどのランキングで3位に衣料品が入っていましたよね。衣料品でも意外なものが人気で、それが日本の古着なんです。
下北沢のお店に聞いたところ、半分ぐらいは海外からの観光客の方だそうで、「日本の古着は海外のものに比べて状態が良いという特徴がある。お土産としても人気で、1人で10着も買っていくお客さんもいます」と言っていました。
さらに海外では“レトロゲーム”がブームで、秋葉原のお店ではお客さんの9割が外国人。担当者いわく「海外ではあまり流通しないソフトもあるので、わざわざ日本に探しに来る人も」ということで、少しずつまた変わってきましたよね。
ホランキャスター:でもやっぱり、ここに来ないと食べられないもの、買えないものというところに皆さん集中するんだなっていう。