10月8日、岐阜県高山市で行われたトレイルランニングの大会中に選手たちをハチの大群が襲った。
【映像】登山道レースの様子 大会の実行委員会によると、被害にあったのは男女合わせて42人。いずれもスタートから20kmほど走った地点で相次いで「キイロスズメバチ」に刺されたという。「10月1日に下見をしているが、崖崩れや倒木などを中心に確認していたので(ハチの巣に)気付かなかったのだと思う。トレイルランニングは走る競技で、下りのコースだったので振動があると思う。何十人と走っていくのでそれに反応したのではないか」(大会実行委員長・森本文夫さん)

体長2cm前後と、スズメバチの中では小型の部類にあたるキイロスズメバチ。しかし、毒性が高い上に1匹で何度も人を刺せることから、攻撃性の高い非常に危険なスズメバチとして知られている。実行委員会によると、巣はコースとなっている登山道からは少し離れた場所にあり、直接刺激したワケでは無さそうだという。 そんななか、スズメバチの生態に詳しい「兵庫医科大学皮膚科学」の夏秋優教授はこの時期は、特に振動に敏感になっていると警戒を呼び掛けた。「秋口に近づくと活動性あるいは攻撃性が強まる。巣が揺れたり振動を与えるなどの刺激に対してハチも敏感になっていて、ちょっとしたことで大量に襲ってくる」 巣は現在も残ったままで、近く撤去作業が行われるという。(『ABEMAヒルズ』より)
大会の実行委員会によると、被害にあったのは男女合わせて42人。いずれもスタートから20kmほど走った地点で相次いで「キイロスズメバチ」に刺されたという。
「10月1日に下見をしているが、崖崩れや倒木などを中心に確認していたので(ハチの巣に)気付かなかったのだと思う。トレイルランニングは走る競技で、下りのコースだったので振動があると思う。何十人と走っていくのでそれに反応したのではないか」(大会実行委員長・森本文夫さん)
体長2cm前後と、スズメバチの中では小型の部類にあたるキイロスズメバチ。しかし、毒性が高い上に1匹で何度も人を刺せることから、攻撃性の高い非常に危険なスズメバチとして知られている。実行委員会によると、巣はコースとなっている登山道からは少し離れた場所にあり、直接刺激したワケでは無さそうだという。
そんななか、スズメバチの生態に詳しい「兵庫医科大学皮膚科学」の夏秋優教授はこの時期は、特に振動に敏感になっていると警戒を呼び掛けた。
「秋口に近づくと活動性あるいは攻撃性が強まる。巣が揺れたり振動を与えるなどの刺激に対してハチも敏感になっていて、ちょっとしたことで大量に襲ってくる」
巣は現在も残ったままで、近く撤去作業が行われるという。(『ABEMAヒルズ』より)