元ジャニーズＪｒ．で俳優の橋田康氏が１１日、「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。ジャニーズ事務所に性被害を虚偽申請する人への思いをつづった。
ジャニーズ事務所は９日、公式サイト上に声明を発表。「被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数ある」という文言が記載されていた。
橋田氏は「虚偽申請について」と投稿し、「僕自身、そういった申請が増えていく事は心配してた事でもある」などと思いをつづった。
事務所の対応については「個人的な意見ですが事務所も信憑性の部分（在籍、活動、関わった人など）でのある一定の線引きは必要だと考えます」と指摘。「ジャニーズ事務所として組織的関与が一切無い部分での加害についてまで全面的に救済していきます。となってしまえば誰でも申請可能になってしまうんじゃないかなって」とつづった。
さらに「そうなれば本当に苦しい思いをしてきた人達がどんどん後回しにされてしまうし、時間も人員も資産も限りはあると思うので本来向き合うはずの被害者に向き合いきる前に枯渇してしまうんじゃないか」と述べた。
虚偽申請をする人へは「心の問題かと思いますが、虚偽申請でも何とかなるかもと考えてる人がもしいたなら、どうか本当に傷を負った方々が早く１人でも救われるよう踏み止まって応援してほしいです」と呼びかけた。
続けて「被害者の人数より虚偽申請が上回ってしまう未来になれば、本当に苦しい思いをした人が『どうせ本当の事を言っても…』に繋がってしまう。そうなった時、事務所も被害者の方が怖がらないような対応をしてくれたら。と思いました」と意見を述べた。