三重県津市のコンビニエンスストアで偽の1万円札を使おうとして男が逮捕され、津地方検察庁は21日に偽造通貨行使未遂の罪で起訴しました。
偽造通貨行使未遂の罪で起訴されたのは、紀北町東長島に住むアルバイト従業員の東和孝被告(21)です。
起訴状によりますと東被告は1日午前9時半頃、津市内のコンビニエンスストアでタバコなど数百円分の支払いに、偽の1万円札を使おうとした偽造通貨行使未遂の罪に問われています。
支払い時に店員が偽札だということに気づき警察に通報し、逮捕されました。
捜査関係者によりますと、偽札は本物をカラープリントして作成された可能性があり、東被告は県内の他のコンビニエンスストアでも偽造した1万円札を使っていた疑いがあるということで、警察は通貨偽造の疑いでも調べています。
津地方検察庁は、東被告の認否を明らかにしていません。