大阪府教育委員会は22日、勤務する府立高校の女子生徒に性行為やセクハラをした男性教員2人を懲戒免職処分とした。不登校になった被害生徒もいる。
府教委によると、東住吉高の梅本雅之教諭(50)は、前任校に勤務していた2017年以降、在校生の女子生徒に好意を持ち、数年間にわたって性行為をしていた。
桜塚高の土井唯司教諭(60)は21~22年度、少なくとも9人の女子生徒の体を繰り返し触った。
府教委の調査に、梅本教諭は「いけないと分かっていたが、自分の感情を抑えることができなかった」、土井教諭は「生徒に触れたのはコミュニケーションの一つで、励ましなどの意味だった」と話したという。