8月30日にX(旧Twitter)に投稿された投石による“スズメバチ破壊動画”が炎上中だ。この行為の問題点について専門業者に話を聞いてみた。そして、破壊から1週間後、記者が現場に行ってみると…。 “ハチの巣破壊”動画に批判殺到 騒動の舞台となったのは山梨県大月市内にある葛野川トンネル。 このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。

そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。 ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
8月30日にX(旧Twitter)に投稿された投石による“スズメバチ破壊動画”が炎上中だ。この行為の問題点について専門業者に話を聞いてみた。そして、破壊から1週間後、記者が現場に行ってみると…。
“ハチの巣破壊”動画に批判殺到 騒動の舞台となったのは山梨県大月市内にある葛野川トンネル。 このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。

そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。 ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
“ハチの巣破壊”動画に批判殺到 騒動の舞台となったのは山梨県大月市内にある葛野川トンネル。 このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。

そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。 ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
騒動の舞台となったのは山梨県大月市内にある葛野川トンネル。 このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。

そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。 ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
騒動の舞台となったのは山梨県大月市内にある葛野川トンネル。
このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。

そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。 ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
このトンネルの坑口天井にあったスズメバチの巣が投石によって破壊され、地面に叩きつけられた巣からは無数のハチが飛散。巣を壊した張本人は一目散にバイクで逃走する――。
そんな動画が8月30日、「バイクのツーリング中に雨宿りをしたトンネルにスズメバチの巣があったから石投げてみたら落っこちちゃった(市役所には連絡済み)」という内容とともにX(旧Twitter)に投稿された。
ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル
ハチの巣破壊動画が撮影された葛野川トンネル

この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、 「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
この40歳のバイク乗りの男性が投稿した動画はまたたく間に話題となるが、
「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」 「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」 といったおもしろがるコメントがある一方、 「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「ナイスコントロール。ご無事で何よりです」
「まさかのメガヒット!からの逃げ足の速さ」
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といったおもしろがるコメントがある一方、
「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」 「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」 という批判的な意見も数多く寄せられた。 動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「40歳にもなって迷惑行為で人の気を引こうとしてるの終わってる」
「これ後から歩行者等通行人来たら危険なんで何もせずに管理者に連絡してほしいです。他の方も真似しないで欲しいです」
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という批判的な意見も数多く寄せられた。
動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。 つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。 巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
動画から撮影日は8月27日とみられる。投稿者は市役所に連絡済みというが、大月市役所建設課の担当者によると「28日正午くらいに匿名で通報があり、同日夕方に職員が現場に向かって道路と天井に残っていた巣を回収した」とのこと。
つまり、この間にトンネルを通った人は、巣を破壊されて気の立っているスズメバチに襲われていても不思議ではなかったというわけだ。
巣の主、キイロスズメバチの生態 ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。 「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
ハチ駆除専門業者「埼玉39消毒 蜂駆除屋さん」代表の櫻庭誠治さんはこう話す。
「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。 撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「動画を見る限り、巣を壊されたのはキイロスズメバチで間違いない。キイロスズメバチは体長2.5~3センチと大きくありませんが、オオスズメバチに次いで凶暴なスズメバチなんです。
撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」 キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
撮影されたのは8月末ですが、9月のスズメバチは、巣の中で次世代の女王バチが育ち始めるころで、まわりへの敵対心がグンと上がっており、1年でもっとも活発で凶暴。近づいただけでも威嚇したり、刺すこともあります」
キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
キイロスズメバチ 投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
キイロスズメバチ
キイロスズメバチ

投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。 「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
投稿者によると、「雨宿りしてる間、ずっと恐くて…雨上がって立ち去ろうとした時に何かイラッとしてつい復讐してしまいました」とのことだが、巣を壊されたスズメバチの復讐の針が、他の通行人に向けられるかもしれないとは想像できなかったのか。
「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。 しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者) 市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「防護服を着ていた職員が刺されることはなく、このトンネルはダム管理者が通るだけの道で付近に民家もないことから今のところ被害の報告はありません。
しかし、巣が天井についたままならハチごと駆除できたのでしょうけど、これでは……」(役所建設課担当者)
市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板 被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
市役所が利用者のために設置したという注意喚起の看板
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被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。 破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
被害者が出なかったのは不幸中の幸いだが、ハチごと駆除できなかったことにどんな問題があるのか。前出の櫻庭さんは話す。
破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
破壊1週間後に再び現場に行ってみると… 「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。 キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。 駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。 本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」 巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
「巣が落とされたからといってすぐにそこからハチたちが消えることは絶対にありません。
キイロスズメバチは業者が完全に駆除してもまた同じ場所に巣を作ることもある種。
駆除時には行方をくらましていたハチが戻ってきてまた巣をつくるんですね。これを“戻りバチ”といいます。
本来なら巣を除去した後に1時間半~2時間ほど待って、戻りバチも駆除するんですが…今回は薬剤で大半を殺したわけでもないですし、また同じところに巣をつくる可能性は高いと思います」
巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。 破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
巣の破壊から約1週間後、記者が現場となった葛野川トンネルに訪れてみると、櫻庭さんの言うとおり、しっかりと巣は再建されていた。
破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している 巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している
破壊1週間で早くも新たな巣がつくられていた。サイズはすでにスイカ程度に達している

巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。 その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。 巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
巣の表面では数十匹のキイロスズメバチが動きまわり、近づくと威嚇するようにブンブンと飛んでくる。トンネルの外にも数匹飛んでおり、今度こそ破壊されないようにと警戒を強めているのだろうか。
その旨を市役所に連絡すると「準備と業者との兼ね合いもありますが、なるべく早く対応します」とのことだった。
巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。 巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。 ※「集英社オンライン」では、さまざまな事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
巣を破壊する動画を投稿したものの、批判コメントの集中砲火で“ハチの巣”にされてしまった投稿者。
巣を発見したらすみやかに自治体などに連絡を。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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