静岡市の常葉大学附属橘高校の男子サッカー部で部員らに体罰や暴言などの不適切な指導をしたとして、男性コーチが無期限の指導停止処分を受けていたことが学校や県への取材で分かりました。
学校から無期限の指導停止処分を受けたのは、常葉大学附属橘高校サッカー部の20代の男性コーチです。
学校や県によりますと男性コーチは少なくとも2023年度に入ってから、指導するサッカー部の部員に対して、暴言や体罰などの不適切な指導を繰り返していたということです。
5月、保護者から学校に対して報告があったことで発覚しました。
男性コーチは、5月に10日間の指導停止処分を受けましたが、復帰後も同様の不適切な指導や言動を繰り返したため、8月に無期限の指導停止処分となったということです。
関係者によりますと、コーチから不適切な指導を受けた一部の部員には、退部した生徒もいたということです。
学校は県に対して、8月末に情報を共有していて「事案を重く受け止めていて、事実について調査を続けています」とコメントしています。