自転車で一時停止を無視したとして、徳島県警鳴門署は5日、鳴門市内の無職の男(48)を道路交通法違反(一時不停止)容疑で鳴門区検に書類送検した。
県警は先月から、自転車利用者に対する交通違反の取り締まりを強化しており、強化後、赤切符(交通切符)を交付した初のケースという。
県警交通指導課の発表では、男は今月1日午前、自転車に乗り、鳴門市撫養町の一時停止の標識がある市道交差点で警察官が「止まってください」と2度警告を出したにもかかわらず、無視して一時停止をしなかった疑い。男は容疑を認めているという。
現場は、JR鳴門駅の南西約200メートルの信号機のない交差点で、この日は署員ら11人が集中取り締まりを実施していた。男には、現場で赤切符が交付され、同署が任意で捜査していた。