札幌・ススキノのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件。男性は一緒にホテルに入った人物と待ち合わせをしていたことがわかりました。また男性には、抵抗したような痕がありませんでした。【写真を見る】札幌・ススキノ首切断遺体 ホテル近くで待ち合わせ 元刑事「計画性あったのでは」【news23】“小柄”“女性の服装”“黒いスーツケース”の人物と近くで待ち合わせしてホテルへ札幌・ススキノのホテルで7月2日、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、警察は4日、男性の身元を発表しました。被害者と10年以上同じ職場で働いていた男性は…被害者の元同僚「人に恨まれるような人ではない。物静かな人だったから(なぜ)事件に巻き込まれたのかわからない」

ーーそんな人ではなかった?被害者の元同僚「そういう人ではないと思ってはいたけどね」司法解剖の結果、被害者の死因は出血性ショックで捜査関係者によると、体に致命傷となる刺し傷があったということです。頭部は殺害後に切断されたとみられていて、身を守る際にできる傷なども無く、ベッドが置かれている客室にも争ったあとはありませんでした。遺体の状況について元警視庁刑事の吉川さんは・・・元警視庁刑事 吉川祐二氏「被害者がシャワーを浴びているとき、後ろから一気に刺された(可能性)という場合が一つ。あと現段階で頭部が見つかっていませんが、頭を強く殴打されることによって気絶する。そして刺されるということが考えられます」当時の状況がわかってきました。事件が起きたのは7月1日、現場はすすきの駅から500メートルほど離れたホテルです。星直樹記者「現場は飲食店などが立ち並ぶ繁華街から一本入ったホテル街です。被害者は7月1日の午後10時半ごろ、ホテルに別の人物と2人で入っていきます。その時、別の人物は大型のスーツケースを持っていたといいます」一緒にホテルに入った人物とは待ち合わせをしていたことが新たにわかりました。関係者によりますと、被害者は別の人物と2人でホテルに入室します。一緒に入った人物は▼小柄な体格▼大きな黒っぽい帽子▼女性の服装▼黒っぽい大型のスーツケースを持っていたそうです。日付が変わった7月2日の未明、フロントに女性のような声で電話がかかってきます。フロントにかかってきた電話「1人で先にでる」そして午前2時すぎ、被害者と一緒に部屋に入った人物が一人で出てきますが、▼入室時とは違う上下黒っぽい服装▼背中にはリュックを背負ったような膨らみ▼黒っぽい大型のスーツケースも持っていました。その後、ホテルの従業員が頭部のない被害者の遺体を浴室で発見し、事件が発覚しました。遺体は頭部が無く裸の状態元刑事「計画性があったのでは」シーツ回収業者「怖いですよね。まさかこういうところで起こるとは思ってなかった。(事件発覚の)日曜日の朝も普通に仕事をしていて何もなかった」浴室にあった遺体は頭部がなく、裸の状態。携帯電話や免許証など、身元のわかる所持品も無かったといいます。凶器とみられる刃物もありませんでした。被害者の家族が行方不明届を警察に出していて、指紋や手術痕が一致し、遺体が判明しました。元警視庁刑事 吉川氏「今回の事件に関して言うならば、計画性があったものと思います。首を切断するといっても果物ナイフのようなものでは切断は難しいです。ですから、切断をするための刃物などは用意していた」ーー大型の刃物でないと厳しい?元警視庁刑事 吉川氏「なたであるとか大きな刃物、サバイバルナイフなど大きなものであれば可能かもしれません」 ーーそれは女性でも?元警視庁刑事 吉川氏「なかなか女性では難しいと思います。できないとは言い切れませんけど、非常に女性の力では難しいと思います。警察の方としても女性に決めつけてはいないと思います」頭部をスーツケースに入れて持ち去ったか被害者と一緒にホテルに入った人物は、1人でホテルを退室した後、どこに向かったのでしょうか?星記者「被害者と一緒にいた人物はホテルを出たあと、一旦南の方向に進んでいきました。しかし、途中でUターンして西の方向に進んで行ったとみられます」関係者によりますと被害者と一緒にいた人物はホテルを出た後、一度南方向に歩いた後、Uターンをし、その後、西方向に立ち去ったとみられています。捜査本部は大型スーツケースを引いていたことなどから、被害者の頭部をスーツケースに入れて持ち去った可能性があるとみて行方を追っています。被害者の親族は次のようにコメントをしました。被害者の親族「この度の事件につきまして私どもにとりましてはあまりにも突然のことで大変心を痛めており現実を受け入れることができません」被害者と同じ町内会で活動していたという男性は・・・被害者と同じ町内会の男性「別に問題のあるような人でもないし、よくやってくれているなと。そんな悪い人ではなかったと思いますよ」捜査関係者によりますと、被害者は家族に行き先を告げず、自宅から札幌まで自家用車で移動したといいます。移動に使った自家用車は4日、札幌市内の駐車場で見つかっています。警察は240人体制で周辺の防犯カメラを調べるなど、この人物の足取りを追っています。
札幌・ススキノのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件。男性は一緒にホテルに入った人物と待ち合わせをしていたことがわかりました。また男性には、抵抗したような痕がありませんでした。
【写真を見る】札幌・ススキノ首切断遺体 ホテル近くで待ち合わせ 元刑事「計画性あったのでは」【news23】“小柄”“女性の服装”“黒いスーツケース”の人物と近くで待ち合わせしてホテルへ札幌・ススキノのホテルで7月2日、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、警察は4日、男性の身元を発表しました。被害者と10年以上同じ職場で働いていた男性は…被害者の元同僚「人に恨まれるような人ではない。物静かな人だったから(なぜ)事件に巻き込まれたのかわからない」

ーーそんな人ではなかった?被害者の元同僚「そういう人ではないと思ってはいたけどね」司法解剖の結果、被害者の死因は出血性ショックで捜査関係者によると、体に致命傷となる刺し傷があったということです。頭部は殺害後に切断されたとみられていて、身を守る際にできる傷なども無く、ベッドが置かれている客室にも争ったあとはありませんでした。遺体の状況について元警視庁刑事の吉川さんは・・・元警視庁刑事 吉川祐二氏「被害者がシャワーを浴びているとき、後ろから一気に刺された(可能性)という場合が一つ。あと現段階で頭部が見つかっていませんが、頭を強く殴打されることによって気絶する。そして刺されるということが考えられます」当時の状況がわかってきました。事件が起きたのは7月1日、現場はすすきの駅から500メートルほど離れたホテルです。星直樹記者「現場は飲食店などが立ち並ぶ繁華街から一本入ったホテル街です。被害者は7月1日の午後10時半ごろ、ホテルに別の人物と2人で入っていきます。その時、別の人物は大型のスーツケースを持っていたといいます」一緒にホテルに入った人物とは待ち合わせをしていたことが新たにわかりました。関係者によりますと、被害者は別の人物と2人でホテルに入室します。一緒に入った人物は▼小柄な体格▼大きな黒っぽい帽子▼女性の服装▼黒っぽい大型のスーツケースを持っていたそうです。日付が変わった7月2日の未明、フロントに女性のような声で電話がかかってきます。フロントにかかってきた電話「1人で先にでる」そして午前2時すぎ、被害者と一緒に部屋に入った人物が一人で出てきますが、▼入室時とは違う上下黒っぽい服装▼背中にはリュックを背負ったような膨らみ▼黒っぽい大型のスーツケースも持っていました。その後、ホテルの従業員が頭部のない被害者の遺体を浴室で発見し、事件が発覚しました。遺体は頭部が無く裸の状態元刑事「計画性があったのでは」シーツ回収業者「怖いですよね。まさかこういうところで起こるとは思ってなかった。(事件発覚の)日曜日の朝も普通に仕事をしていて何もなかった」浴室にあった遺体は頭部がなく、裸の状態。携帯電話や免許証など、身元のわかる所持品も無かったといいます。凶器とみられる刃物もありませんでした。被害者の家族が行方不明届を警察に出していて、指紋や手術痕が一致し、遺体が判明しました。元警視庁刑事 吉川氏「今回の事件に関して言うならば、計画性があったものと思います。首を切断するといっても果物ナイフのようなものでは切断は難しいです。ですから、切断をするための刃物などは用意していた」ーー大型の刃物でないと厳しい?元警視庁刑事 吉川氏「なたであるとか大きな刃物、サバイバルナイフなど大きなものであれば可能かもしれません」 ーーそれは女性でも?元警視庁刑事 吉川氏「なかなか女性では難しいと思います。できないとは言い切れませんけど、非常に女性の力では難しいと思います。警察の方としても女性に決めつけてはいないと思います」頭部をスーツケースに入れて持ち去ったか被害者と一緒にホテルに入った人物は、1人でホテルを退室した後、どこに向かったのでしょうか?星記者「被害者と一緒にいた人物はホテルを出たあと、一旦南の方向に進んでいきました。しかし、途中でUターンして西の方向に進んで行ったとみられます」関係者によりますと被害者と一緒にいた人物はホテルを出た後、一度南方向に歩いた後、Uターンをし、その後、西方向に立ち去ったとみられています。捜査本部は大型スーツケースを引いていたことなどから、被害者の頭部をスーツケースに入れて持ち去った可能性があるとみて行方を追っています。被害者の親族は次のようにコメントをしました。被害者の親族「この度の事件につきまして私どもにとりましてはあまりにも突然のことで大変心を痛めており現実を受け入れることができません」被害者と同じ町内会で活動していたという男性は・・・被害者と同じ町内会の男性「別に問題のあるような人でもないし、よくやってくれているなと。そんな悪い人ではなかったと思いますよ」捜査関係者によりますと、被害者は家族に行き先を告げず、自宅から札幌まで自家用車で移動したといいます。移動に使った自家用車は4日、札幌市内の駐車場で見つかっています。警察は240人体制で周辺の防犯カメラを調べるなど、この人物の足取りを追っています。
札幌・ススキノのホテルで7月2日、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、警察は4日、男性の身元を発表しました。
被害者と10年以上同じ職場で働いていた男性は…
被害者の元同僚「人に恨まれるような人ではない。物静かな人だったから(なぜ)事件に巻き込まれたのかわからない」
ーーそんな人ではなかった?
被害者の元同僚「そういう人ではないと思ってはいたけどね」
司法解剖の結果、被害者の死因は出血性ショックで捜査関係者によると、体に致命傷となる刺し傷があったということです。頭部は殺害後に切断されたとみられていて、身を守る際にできる傷なども無く、ベッドが置かれている客室にも争ったあとはありませんでした。
遺体の状況について元警視庁刑事の吉川さんは・・・
元警視庁刑事 吉川祐二氏「被害者がシャワーを浴びているとき、後ろから一気に刺された(可能性)という場合が一つ。あと現段階で頭部が見つかっていませんが、頭を強く殴打されることによって気絶する。そして刺されるということが考えられます」
当時の状況がわかってきました。事件が起きたのは7月1日、現場はすすきの駅から500メートルほど離れたホテルです。
星直樹記者「現場は飲食店などが立ち並ぶ繁華街から一本入ったホテル街です。被害者は7月1日の午後10時半ごろ、ホテルに別の人物と2人で入っていきます。その時、別の人物は大型のスーツケースを持っていたといいます」
一緒にホテルに入った人物とは待ち合わせをしていたことが新たにわかりました。関係者によりますと、被害者は別の人物と2人でホテルに入室します。一緒に入った人物は▼小柄な体格▼大きな黒っぽい帽子▼女性の服装▼黒っぽい大型のスーツケースを持っていたそうです。
日付が変わった7月2日の未明、フロントに女性のような声で電話がかかってきます。
フロントにかかってきた電話「1人で先にでる」
そして午前2時すぎ、被害者と一緒に部屋に入った人物が一人で出てきますが、▼入室時とは違う上下黒っぽい服装▼背中にはリュックを背負ったような膨らみ▼黒っぽい大型のスーツケースも持っていました。
その後、ホテルの従業員が頭部のない被害者の遺体を浴室で発見し、事件が発覚しました。
シーツ回収業者「怖いですよね。まさかこういうところで起こるとは思ってなかった。(事件発覚の)日曜日の朝も普通に仕事をしていて何もなかった」
浴室にあった遺体は頭部がなく、裸の状態。携帯電話や免許証など、身元のわかる所持品も無かったといいます。凶器とみられる刃物もありませんでした。被害者の家族が行方不明届を警察に出していて、指紋や手術痕が一致し、遺体が判明しました。
元警視庁刑事 吉川氏「今回の事件に関して言うならば、計画性があったものと思います。首を切断するといっても果物ナイフのようなものでは切断は難しいです。ですから、切断をするための刃物などは用意していた」
ーー大型の刃物でないと厳しい?
元警視庁刑事 吉川氏「なたであるとか大きな刃物、サバイバルナイフなど大きなものであれば可能かもしれません」 ーーそれは女性でも?
元警視庁刑事 吉川氏「なかなか女性では難しいと思います。できないとは言い切れませんけど、非常に女性の力では難しいと思います。警察の方としても女性に決めつけてはいないと思います」
被害者と一緒にホテルに入った人物は、1人でホテルを退室した後、どこに向かったのでしょうか?
星記者「被害者と一緒にいた人物はホテルを出たあと、一旦南の方向に進んでいきました。しかし、途中でUターンして西の方向に進んで行ったとみられます」
関係者によりますと被害者と一緒にいた人物はホテルを出た後、一度南方向に歩いた後、Uターンをし、その後、西方向に立ち去ったとみられています。
捜査本部は大型スーツケースを引いていたことなどから、被害者の頭部をスーツケースに入れて持ち去った可能性があるとみて行方を追っています。
被害者の親族は次のようにコメントをしました。
被害者の親族「この度の事件につきまして私どもにとりましてはあまりにも突然のことで大変心を痛めており現実を受け入れることができません」
被害者と同じ町内会で活動していたという男性は・・・
被害者と同じ町内会の男性「別に問題のあるような人でもないし、よくやってくれているなと。そんな悪い人ではなかったと思いますよ」