高知県土佐市で起きた移住者が始めたカフェを巡る騒動でカフェの店長が20日、文書を発表した。
地域おこし協力隊として土佐市に来たオーナーが始めたカフェと、そのカフェが入る建物の指定管理者となっているNPO法人との間でトラブルが発生。カフェ側がSNSで告発ツイートをすると、ネットを中心に炎上する事態となっていた。
SNSの反響は大きく、さまざまな問題が発生していた。告発ツイートをした「崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う」のツイッターアカウントでは、20日未明に手書きの文書をアップした。
この店長のアカウントは「私の発信がきっかけとなり、無関係の方々への誹謗中傷が行われている事や、犯罪予告などが行われてしまっている事に対して深くお詫び致します」と予期せぬ反響を謝罪した。
また、告発ツイートで「田舎はどこもこうなんですか?」と書いたことに批判が集まっていることにも言及。店長自身も田舎の生まれだとし「決して田舎をバカにする様な意図は無かった」と強調。続けて「市長及び職員の方々に何度訴えても、取り合って頂けない悲しさ、従業員の雇用を守らなければいけない焦り、そして『同じ様な事が繰り返されてはいけない』という憤り」から強い言葉を選択したと釈明した。
一方で騒動に関連して、爆破予告などが行われたことには困惑。「私がSNSの怖さというものをちゃんと理解出来ていなかったからなのかもしれないと反省しております」とつづっている。
今回の文書のほかに店長のアカウントでは、この騒動について一部ネットで指摘されている情報についても具体的に反論。「事実無根の記載が極めて多く、実害がでており、あまりに悪質だと思いますので反論します。訂正するようお願いします。聞き入れて頂けない場合法的措置を検討します」と強く抗議している。