黄色い服を着た男が神社の境内に現れたのは、朝9時半ごろ。
男は一直線に歩いて行き、さい銭箱の前で足を止めた。
そして、左足で一撃。
さい銭箱を壊し、地面に落とした。

神戸市にある神社で5月3日に起きた事件。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、アフリカ・ガンビア人のママドウ・バルデ容疑者(29)だ。
この日、別のカメラには手を清める手水舎の竹筒を、力ずくで引きちぎるところも記録されていた。
当時参拝していた女性:本当にみんな泣いてはりましたよ。なんちゅうことすんねん言うてね。
なぜ神社で犯行に及んだのか。
当時、ママドウ容疑者は参拝者に、興奮した様子でこう叫んでいたという。
瑞丘八幡神社 宮司:自分が信じている神様だけが神様なので日本の神様っていうのを認めない。「ここで祈るな」 ということを言われたと(参拝者から)うかがっています。
調べに対し、ママドウ・バルデ容疑者(29)は、「何もしゃべりません。違法な逮捕です」と容疑を認めていないというが、この神社の近くにある地蔵菩薩を壊した疑いですでに逮捕されている。
(「イット!」5月24日放送より)