東京・足立区の東武鉄道の西新井駅で、液体の入った缶が爆発し、2人がケガをした。
8日午後4時前、東武鉄道の西新井駅で「パンという爆破音がして缶が割れて中から液体が出ている」と駅員から110番通報があった。
缶は券売機の前に置かれていて、近くにいた20代から30代の女性が顔などにケガをした。
爆発の際に女性に液体がかかり「熱い」と訴えているという。また、もう1人は腕の痛みを訴えているという。
現場には割れたコーヒーの缶があり、この缶が爆発したとみられている。
現場には、オレンジ色の防護服を着た東京消防庁の化学機動中隊や、テロ事件の初動捜査を行う警視庁の公安機動捜査隊などが出動し、成分の分析を進めている。
警視庁は、何者かが缶を置いた可能性も含め捜査している。