秋田県で、土に埋められた箱に入った遺体が見つかった。愛知県出身の女性が2年前から行方不明となっていて、警視庁が捜索を行っていた。箱には、コンクリートが流し込まれている可能性があるという。
2年前から行方不明になっていたのは、愛知県出身の加藤しのぶさん(当時48)。
警視庁は情報を受けて、秋田市内でおととい8日から捜索を行っていた。そして9日午後、土の中から箱に入った遺体がみつかった。
遺体が入っている箱にはシートのようなものがかけられているほか、箱にはコンクリートが流し込まれている可能性もあるということで、警視庁が遺体の身元確認を進めている。
近隣住民は「びっくりです」「ここにすんで40年になるけど、こんなこと初めて。真相がわからないので不安」と驚きを隠せない。
9日午後9時頃には、遺体を乗せた車両が現場をあとにした。
警視庁は加藤さんがトラブルに巻き込まれたとみていて、関与した疑いのある複数の人物から事情を聞いて、行方不明になった経緯を調べている。