《ほっといたれ。って思う。誰が得?》
女優・平愛梨の弟で東京都議会議員の平慶翔氏に対し、そう擁護の声を上げたのは橋本健氏瓩澄宗宗
すぐに思い出せない人もいるかもしれないが、彼はSPEEDメンバーで自民党・今井絵理子参院議員と過去に狄郡汗不倫畫動が報じられた元神戸市議だ。
橋本氏は6年前に今井氏との不倫疑惑が報じられ、その後、政務活動費約690万円を不正に受け取った詐欺罪に問われ、有罪判決を受けた。これにより神戸市議を辞職。一方で今井氏との交際は続き、昨年の参院選では献身的にサポートする姿が目撃されている。
その橋本氏の名前が久々に表舞台で飛び出したのが、4月9日のインターネット番組『選挙ドットコムちゃんねる』の開票特番。統一地方選前半戦の解説役としてオファーが届いたのだ。
橋本氏は序盤こそ緊張の面持ちだったが、過去の不倫が報じられながらも再選した黒岩祐治神奈川県知事について
「これは選択肢として黒岩さんしかないというのが神奈川県県民の声だった。僕だから言えることだが、政治にそんなの関係ないです。政治家になる前の話でしょ? 奥さんが理解している」
と自身の経験を交えて指摘した。
また個人的に親しいという後藤田正純氏が徳島県知事選で勝利したのを見届けると
「旧態依然とした徳島県を変えたいと言っていた。市民の声をつかんでいた。顔はイケメン、中身もイケメン。男性にも女性にもモテます。頑張ってほしい」
と大喜び。翌日にも橋本氏は後藤田氏に祝福ツイートを送っていた。
その橋本氏が今回擁護したのは「週刊新潮」で醜聞が飛び出した平氏。平氏は新潮の取材で妻と離婚していることが明らかになり、その過程においては、なかなか衝撃的な不倫疑惑も浮上している。
同氏は週刊新潮に対し、ツイッターで
《事実でない部分が多々あり、個人的な家庭内の問題や交際関係という高度にプライベートな領域に関するもの》
と反発。プライバシー侵害で提訴したことを明かした。ただネット上では
《事実でないことも多々ってことは、事実はどの部分?》
《公人なのにね》
という意見も上がっている。
これに橋本氏は21日、自身のツイッターで
《ほっといたれ。って思う。 誰が得?真相なんて当事者にしかわからないでしょ?》
とズバリ。続けて
《当事者で解決すればいい話。事実上の私的制裁にほかならないよ。 平慶翔さんとは主義思想は違うけど気の毒すぎる。こういう中傷はほんとよくないよ》
とメディアに苦言を呈した。マスコミに今井氏との不倫疑惑を報じられ、追い掛け回されてきただけに説得力はある。
平氏の疑惑についてスポーツ紙政治担当記者は
「不倫うんぬんはさておき、新潮では知人男性が偽名による秘書活動を依頼され、また偽名で提出されたという政治資金収支報告書の存在についても書かれています。仮に事実ならば、公選法違反や政治資金規正法違反に抵触しかねません。その部分に関しては説明責任があると思います」
と語る。
橋本氏のツイッターを見ると、政治的な主張に関しては、今井氏が所属する自民党ではなく、もっか旋風を起こす日本維新の会寄りだ。例えば今月10日には、維新の馬場伸幸代表が次期衆院選で公明党との関係白紙を匂わしたことに
「そやで。リセットやで。それでこそ維新だ てか、自民党もそろそろ公明党への依存やめた方がいいと思うよ。地方組織、ボロボロなるよ」
と予言。20日にも公明党が憲法9条改正案に反対の立場を取ったことに
「自民党の議員の主張には幅があるけれど、反共・自主憲法の制定だけは共通しているはずだ。その足を引っ張る公明党との連立は一刻も早く解消したほうがいい」
とつづっている。
「パートナーの今井氏に忖度することなく自民党に苦言を呈していますが、まぁ、公明党を連立から外し、その補完勢力として維新と是々非々で…と考えているのかもしれませんね」(政界関係者)
と推察する。
じわじわと存在感を高めている橋本氏。自身の政界再挑戦については態度を示していないが、言動からして気力は充実しているように映る。今度は今井氏が橋本氏を狃ける瓩海箸あるのかもしれない……。