大阪府寝屋川市立小学校の給食調理場で数十匹の羽アリが見つかり、その日用意していた給食の一部の提供を取りやめた。
児童の健康被害などは報告されていないという。
市教育委員会によると、発見したのは今月20日。混入の恐れがあるとして、おかずとして調理していたハンバーグとカレースープ約1100人分を廃棄。児童には、パンと牛乳のみを提供した。調理場は築約50年で、窓を開ける際は網戸を使っていたが、どこからか羽アリが入り込み、気温の上昇に伴って増えたとみられるという。
調理場を消毒し、保護者らには文書やメールで連絡、謝罪した。市教委は「点検、消毒の徹底で再発防止に取り組む」としている。