内閣府が先週と今週の2度にわたり、メールの誤送信により、個人の氏名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報が漏洩したと発表しました。
発表によりますと、今月21日、内閣府で実施している「満足度・生活の質に関する調査」のデータの取り寄せを希望した1人に対し、本来添付すべきデータではなく、過去にデータ取得を申請した人148人の氏名や職業・年齢、電話番号などが記載されたリストを誤って送付してしまいした。
また今月25日には、いわゆる「景気ウォッチャー調査」を行う際、調査を委託された業者の担当者が、他の送信先が見える形でメールを送信、最大で194人のメールアドレスが漏えいしました。
この2件について現時点で具体的な被害の報告はないということです。
内閣府は、情報を組織の外に送信する際のチェックを徹底するなど、再発防止を図るとしています。