「河村さん? この顔の人? うーん、見たことあるような、ないような。でも、このアパートには単身者はほとんどいないから、きっと家族で住んでいるはずですけどね」
【写真】カメラ目線の河村容疑者、エリートがなぜ卑劣な行為に走ったのか… と容疑者が住むアパート近くの住民は言う……。 神奈川県平塚署は3月27日、同県中郡大磯町の会社員・河村友章容疑者(48)をわいせつ目的略取と、準強制性交などの疑いで逮捕した。犯行は昨年の11月23日の午前1時ごろから、2時15分までの間に起きた。

「東海道線の終点、JR平塚駅。そこに停まっていた車両の中で、同県横浜市栄区の20代女性Aさんは泥酔して眠り込んでいた。彼女を見つけた河村容疑者は、介抱を装って駅の外まで担いでいき、駅近くの雑居ビルの踊り場に連れ込んで、性的暴行を加えたというもの」(全国紙社会部記者) 暴行を受けている最中にAさんの目が覚めたため、容疑者はその場から逃走したが、「Aさんは近くのコンビニに助けを求め、店員が警察に110番通報して、事件が発覚した。Aさんの目撃情報や、防犯カメラなどから容疑者が特定されたようです」(同・社会部記者) 警察の取り調べに対して、河村容疑者は、「完全に覚えているわけではないので、事実とはいえません」 と容疑を否認しているようだ。 河村容疑者の自宅は“大磯ロングビーチ”で知られる海と緑で囲まれた風光明媚な住宅街にあった。2階建て築8年のメゾネット式アパートで、家賃は月7万5000円ぐらい。泥酔女性につけ込む卑劣漢には、妻子がいた 同アパートの住人によると、「ええ、妻子と住んでいますよ。お子さんは……まだ小さいですよ」 卑劣漢には、妻子がいたのだ。部屋のベランダには、確かに子どものものと思われる衣類が干してあった。容疑者の人となりを知るべく、インタホーンを押すも、反応はなかった。夕方、再び訪れると、洗濯ものがとりこまれていて、雨戸が下りていた。インタホーンを押すと、中から子どもの鳴き声が聞こえたが、応答はまったくなかった。 容疑者のSNSによると、親の仕事で暮らしていたのかオーストラリアのシドニー出身となっている。海の近い環境に住んでいるのも、生まれ育った場所が影響しているのかもしれない。 地元の公立高校から日本に帰国して、九州大学理学部数学科へと進学。卒業後は古河電工へ就職。経歴だけ見れば、れっきとしたエリートと言えるだろう。さらには、ITの最先端企業に転職している。落合陽一氏が代表の最先端企業に勤め…エリートの一面も「容疑者が逮捕まで勤務していたのは、『ピクシーダストテクノロジーズ』。筑波大学准教授で、メディアアーチストの落合陽一氏がCEOを務め、現代社会が抱える課題を解決するアイデアを形にするテクノロジー企業です」(前出・社会部記者) 同社に容疑者の件について問い合わせるも、「すでに退職しておりますので、私どもがお答えする立場にはありません。いつ退職したかについては、答える必要はないと思います」(広報担当者) とそっけないものだった。 容疑者は、今をときめく落合氏のもと、社会を少しでも良くしようと研究に取り組んでいたのかもしれない。一方、泥酔した女性につけ込むというなんとも卑劣な犯罪行為をしてしまった。どんなテクノロジーを駆使しても、一度失った信用はもう元には戻らない。
と容疑者が住むアパート近くの住民は言う……。
神奈川県平塚署は3月27日、同県中郡大磯町の会社員・河村友章容疑者(48)をわいせつ目的略取と、準強制性交などの疑いで逮捕した。犯行は昨年の11月23日の午前1時ごろから、2時15分までの間に起きた。
「東海道線の終点、JR平塚駅。そこに停まっていた車両の中で、同県横浜市栄区の20代女性Aさんは泥酔して眠り込んでいた。彼女を見つけた河村容疑者は、介抱を装って駅の外まで担いでいき、駅近くの雑居ビルの踊り場に連れ込んで、性的暴行を加えたというもの」(全国紙社会部記者)
暴行を受けている最中にAさんの目が覚めたため、容疑者はその場から逃走したが、
「Aさんは近くのコンビニに助けを求め、店員が警察に110番通報して、事件が発覚した。Aさんの目撃情報や、防犯カメラなどから容疑者が特定されたようです」(同・社会部記者)
警察の取り調べに対して、河村容疑者は、
「完全に覚えているわけではないので、事実とはいえません」
と容疑を否認しているようだ。
河村容疑者の自宅は“大磯ロングビーチ”で知られる海と緑で囲まれた風光明媚な住宅街にあった。2階建て築8年のメゾネット式アパートで、家賃は月7万5000円ぐらい。
同アパートの住人によると、
「ええ、妻子と住んでいますよ。お子さんは……まだ小さいですよ」
卑劣漢には、妻子がいたのだ。部屋のベランダには、確かに子どものものと思われる衣類が干してあった。容疑者の人となりを知るべく、インタホーンを押すも、反応はなかった。夕方、再び訪れると、洗濯ものがとりこまれていて、雨戸が下りていた。インタホーンを押すと、中から子どもの鳴き声が聞こえたが、応答はまったくなかった。
容疑者のSNSによると、親の仕事で暮らしていたのかオーストラリアのシドニー出身となっている。海の近い環境に住んでいるのも、生まれ育った場所が影響しているのかもしれない。
地元の公立高校から日本に帰国して、九州大学理学部数学科へと進学。卒業後は古河電工へ就職。経歴だけ見れば、れっきとしたエリートと言えるだろう。さらには、ITの最先端企業に転職している。
「容疑者が逮捕まで勤務していたのは、『ピクシーダストテクノロジーズ』。筑波大学准教授で、メディアアーチストの落合陽一氏がCEOを務め、現代社会が抱える課題を解決するアイデアを形にするテクノロジー企業です」(前出・社会部記者)
同社に容疑者の件について問い合わせるも、
「すでに退職しておりますので、私どもがお答えする立場にはありません。いつ退職したかについては、答える必要はないと思います」(広報担当者)
とそっけないものだった。
容疑者は、今をときめく落合氏のもと、社会を少しでも良くしようと研究に取り組んでいたのかもしれない。一方、泥酔した女性につけ込むというなんとも卑劣な犯罪行為をしてしまった。どんなテクノロジーを駆使しても、一度失った信用はもう元には戻らない。