G7の首脳としては初めてです。対話型AIサービス「チャットGPT」を開発したアメリカのオープンAI社のCEOが総理官邸で岸田総理と面会しました。
アルトマンCEO「岸田総理とは素晴らしい話し合いができました。我々はAI技術の利点と、欠点をどのように軽減していくのかについて意見交換しました。また、日本でAI技術が採用されていることは素晴らしく、未来に興奮しているとも伝えました」
アルトマンCEOと岸田総理の面会はおよそ20分行われました。複数の関係者によりますと、岸田総理との面会でアルトマンCEOは、日本のマーケットを重視しているという意向を伝えたうえで、チャットGPTの活用方法やルール整備のあり方などをめぐって意見交換したとみられます。アルトマンCEOがG7首脳と面会するのはこれが初めてです。
チャットGPTをはじめとする対話型AIについて、河野デジタル大臣は、国会答弁作成などの公務員の業務に活用することに前向きな考えを示しています。
一方で、個人情報が流出する懸念などから、欧米では規制の動きが強まっていて、日本でも国際的なルール作りに参画するよう求める声が上がっています。