アメリカ・マイアミから届いた侍ジャパンの世界一の知らせに、列島が喜びで沸いた。
号外争奪戦に、優勝セール。日本中が侍ジャパンを祝福した。
侍ジャパンの世界一フィーバーに沸く中、お昼時の繁華街では、ファン同士の戦いが繰り広げられていた。
歴史的な紙面を求めようとする、号外争奪戦。人だかりができたのは、東京・渋谷だけではない。
有楽町では、号外をめぐり、これまでにはあまり見られなかった光景が見られた。
別の新聞社の号外を手にした人同士による「号外交換」。
さらには、即席の号外撮影会まで開かれていた。
ところ変わって、新橋・SL広場前では、人々が押し合いへし合い。
この状況を収めるためか、ついには、警戒中の警察官が号外を配る事態となった。
侍ジャパン優勝セールも、各地で始まっている。
一見、野球とはつながりがなさそうにも思える、おばあちゃんの原宿・巣鴨のお店では、衣料品が20%オフ。
弁当店「キッチンDIVE 亀戸店」では、優勝の喜びを分かち合いたいと、割引どころか、商品の無料配布を決行すると、ツイッターで告知。
すると、店が用意した「ただ弁」のカツカレー100食が、およそ45分でなくなった。
“無料弁当”を手に入れた客「おめでたさに拍車がかかるというか、きょうは1日、気持ちよく過ごしたい」
キッチンDIVE・伊藤慶店長「やっちゃおうみたいな、ノリでツイートしてしまったんで、日本も優勝したし、多くのお客さんに来ていただいて、ありがたい」
「ノリでやってしまった」という無料セール。数量は減らしながらも、この先、1年ほどにわたって続けていきたいとしている。